2024年作品、榊原有佑 武桜⼦ 野田麗未監督、山下幸輝 桃果 宇陽大輝 斎藤汰鷹 竹原千代 岡部たかし 坂井真紀 三浦貴大 占部房子 竹中直人出演。
新人賞を獲得して以来、描きたいものがなくなりスランプが続く漫画家・堀マモル(山下幸輝)。 ある日、苦悩するマモルの部屋に突如、幽霊の海(宇陽大輝)・樹(斎藤汰鷹)・愛(竹原千代)が現れ「漫画を描かせてあげる」と言う。 小学生の海は母にさみしいと言い出せなかった想いを語り、中学生の樹は周りにうまくなじめず孤独を感じていた自分を救ってくれた教師への想いを語り、高校生の愛は一緒に夢をかなえようと誓った友への想いを語るのだった。
そんな彼らの話をマモルは三篇の漫画に描き上げる。 そしていつしかマモルは、大切なひと・春(桃果)との別れや果たせなかった約束、心の奥底にしまっていた過去と向き合い始める……
監督は三人、皆初めての監督でした。
山下幸輝は初め手の若手俳優さんですね。
桃果は、「唄う六人の女」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/11/02/060000 に出演でした。
漫画家の苦悩という作品だと思っていましたが、いきなり現れる幽霊? この三人が新作を書かせてくれます。 しかしこの三人はそうではないんですね。
そして実は新人賞は、自分の絵ですが、ストーリーは違うんです。
新人漫画家の成長期でもありますし、原作者と作画の関係も語られていて、いわゆるネームを考える難しさも感じました。 なかなかの感動作でした。