2023年作品、ジュスト・フィリッポ監督、ギヨーム・カネ レティシア・ドッシュ ペイエンス・ミュンヘンバッハ マリー・ユンク マルティン・ヴェルセット出演。
異常な猛暑に見舞われていたフランスの上空に不気味な雲が出現する。 その雲は、南米に壊滅的な被害をもたらした酸性雨を降らせる危険なものだった。 北部の地方都市で暮らすミシャル(ギヨーム・カネ)と元妻エリース(レティシア・ドッシュ)は、寄宿学校に預けていた娘のセルマ(ペイシェンス・ミュンヘンバッハ)を救出することに成功するも、強酸の雨によってフランス全土はパニック状態に。 混乱のなか、安全な場所を求める親子の行く手に、酸性雨のさらなる恐怖が待ち受ける。
監督はジュスト・フィリッポ、「群がり」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/08/21/060000 を記事にしています。
ギヨーム・カネは、「セザンヌと過ごした時間」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15188636 に出演でした。
レティシア・ドッシュは、「パパは奮闘中!」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15948864 に出演でした。
セルマ役はペイシェンス・ミュンヘンバッハ、初めての若き女優さんでした。
地球温暖化、日本では台風の巨大化、酷暑と、重大な影響が出ています。 CO2削減はまだまだ速度が遅く、このままでは大変なことが起きてしまうのではないかと、ちょっと怖い感じがします。
今作では酸性雨ということが描かれていますが、そんな生半可なものではなく、空から硫酸が降ってくるというありえない現象ですね。
硫黄酸化物が硫酸化になるのは、通常ではありえないし、日本ではしっかりと対策がとられています。 もちろん欧米の化学産業も流石に今ではその点はしっかりやっていると思いますが・・・
ただ、企業というのはすぐに抜け駆けをして隠蔽します。 そうならないような世界にしないと。