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ジョン・レノン 失われた週末

2022年作品、イブ・ブランドスタイン リチャード・カウフマン スチュアート・サミュエルズ監督、メイ・パン ジョン・レノン ジュリアン・レノン ポール・マッカートニー デヴィッド・ボウイ エルトン・ジョン出演。

中国系アメリカ人メイ・パンは、ジョン・レノンオノ・ヨーコの個人秘書であり、プロダクション・アシスタントを勤めていた。 1973年秋から75年初頭にかけての18カ月間、ヨーコの強い希望で、ジョンはメイと過ごすことになる。 このジョンとヨーコが別居していた“失われた週末”と呼ばれる期間に、ジョンはメイの助けで最初の妻シンシア・レノンとの長男ジュリアン・レノンと再会。 また、アルバム『マインド・ゲームス』、エルトン・ジョンをゲストに迎え、全米シングルチャート第1位を獲得した『真夜中を突っ走れ』を含む『心の壁、愛の橋』、自らの原点に立ち返る『ロックン・ロール』を制作した。 “失われた週末”という呼び名とは裏腹に、デヴィッド・ボウイやハリー・ニルソン、ミック・ジャガーリンゴ・スターらとのコラボレーションや、ポール・マッカートニーとの再会など、ビートルズを解散した後のソロキャリアのなかで最も多作で商業的にも成功した時期であった。

監督はイブ・ブランドスタインとリチャード・カウフマン、スチュアート・サミュエルズの3人の共同です。スチュアート・サミュエルズだけは過去に1作ドキュメンタリーがあるようです。

私にとってビートルズは、もう物心ついた時には解散していましたね。 友達の中でも好きな人が多く、逆に私はそこまではという感じでした。 しかし、大きな転機になったのが高校生の時、日本は大雪で、みんな家に閉じこもっている時でしたね。 そう1980年12月8日、ジョン・レノンが殺された時でしたね。
世界中が喪に服した、そんな悲しみに覆われた、それに自分もこのアーティストを知りたいと思うようになりました。

今作は、そんなジョン・レノンオノ・ヨーコが出会った頃、そして二人の個人秘書にメイ・パンが1970年になって、そこからヨーコとの関係が冷え始めて時に、ジョンのそばにいて、やがて愛人関係になっていく様が描かれています。 しかしその背景には、ヨーコが彼女にジョンのそばにいて欲しいと半ば命令していたことが明かされています。
そして興味深いのが、彼女と、前妻のシンシアとの間に生まれたジュリアン・レノンとの良好な関係ですね。 ラストはその二人の姿がちょっと感動します。