anttiorbの映画、映像の世界

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ハッピーアワー

2015年作品、濱口竜介監督、田中幸恵 菊池葉月 三原麻衣子 川村りら出演。

兵庫県神戸市で暮らす看護師のあかり(田中幸恵)、専業主婦の桜子(菊池葉月)、学芸員の芙美(三原麻衣子)、科学者の妻の純(川村りら)は、お互いに仲が良く、行動を共にすることが多い。 彼女たちは、鵜飼(柴田修兵)が開催したワークショップに参加する。 打ち上げの席上、純が離婚調停を進めていると知ったあかりは、なぜ今まで話してくれなかったのかと怒り、その場を立ち去る。 その夜、駅のプラットフォームで倒れた純を桜子は自宅に泊める。
あかり、桜子、芙美、純は温泉へ出かける。 あかりと純のあいだにあったわだかまりは消えて、彼女たちは旅行を満喫するが、芙美は、夫で編集者の拓也(三浦博之)と小説家のこずえ(椎橋怜奈)が連れ立って歩いている場面を目撃してしまう。 翌日、純は1人だけバスで帰途につく。
後日、あかり、桜子、芙美は、純の夫の公平(謝花喜天)からの連絡を受けて、カフェを訪れる。 純の行方が分からなくなっているのだという。 離婚を望んでいた純が裁判に敗れたこと、そして、純が公平との子も、公平の口から語られる。

監督は濱口竜介、「偶然と想像」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/12/29/060000金策で、新作も今年公開となるようです。
出演者は、四人の女性ですが、この作品で映画初出演、というかほぼ素人の方達のようです。

四人の女性の間に起こるいろんなドラマを、ほぼそのままあまりカットしないで作られているんで、5時間強の大長編になっています。 公開時には2回インターバルが入ったようで、邦画では珍しいですね。 でも、連続ドラマを見ているようで、なかなか引き込まれる作品に仕上がっています。
この四人の女性がどうして引き合ったのか? そして四人がどうなっていくのか? 周りの登場人物と微妙に絡み合っていくところもなかなか面白いですね。