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死霊が漂う孤島

1941年作品、ジーン・ヤーブロー監督、ディック・パーセルジョーン・ウッドベリマンタン・モアランドヘンリー・ヴィクタージョン・アーチャー出演。

冒頭、嵐の中をよたよたと飛ぶセスナ。 乗り組んでいるのは、パイロットのジェームズ・マカーシィ(ディック・パーセル)、アメリカの情報部員ビル・サマーズ(ジョン・アーチャー)、その召使である黒人のジェフ(マンタン・モーランド)だった。
彼らは数日前、プエルトリコ近海で行方不明になっていたウェインライト将軍(ガイ・アッシャー)を捜索していたのだが、この嵐で位置がわからなってしまった。
大騒ぎする機中、マカーシィは不意に無線機にドイツ語の通信が入電してきたのを聞いて、島があることを感じ、この電波はそこから来ているのに違いないと思う。
不時着で、飛行機は大破したのが、幸いなことに三人は無事。 マカーシィが額にかすり傷を負っただけで、三人は早速に島の探検を始め、スピーディなことに、大きな屋敷を見つける。 三人はその屋敷に入り込むと、蝋燭をもって現れたのが、不気味な執事のマンバ(レイ・ウィッパー)だった。
マンバは 「ご主人にお会いください」 と彼らを案内。 三人はこの屋敷の主人、サングレ博士(ヘンリー・ヴィクター)と対面するのだった。
ここから通信が聞えたと博士に聞くが、電波、この島には放送局などありませんよといわれてしまう。 しかし発電機の音が聞えるが、電気などないと言い張る博士だった。
サングレ博士はビルとマカーシィにごゆるりとおくつろぎくださいというのだが、黒人のジェフには大変厳しい。「キミは地下の台所に行くのだ」 台所に連れてこられたジェフ、召使のサマンサ(マーガレット・ウィットン)と料理番のタハマ婆さん(マダメ・スゥル・ティ・ワン)と出会うのだった・・・

さて今回は不時着した孤島でのお話ですね。
監督はジーン・ヤーブロー、怪奇作品を多く撮っている監督ですね。
主演はディック・パーセルもジョン・アーチャーももちろん初めて見ます。
ジェフ役のマンタン・モーランド、また見る機会がありそうな俳優さんですね。

物語は、不時着をした孤島でのお話ですね。 3人が生き延びた孤島でしたが、なぜかここでは蝋燭のみで、電気などないといわれてしまいます。 しかしどうもおかしいんですね。
そしてジェフが、あからさまな人種差別を受けますが、そのために彼はいろんな出来事に遭い、秘密を暴くきっかけを作っていくんですね。 いいキャラですが、コメディ要素も含んだゾンビ作品の原型ですね。

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不時着はしたものの何とか無事だった3人

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そして屋敷を見つける

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ジェフだけは扱いが悪いが

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彼は操られるようになってしまう

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そして屋敷には秘密があった

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