『犬の十戒』
1.私と気長につきあってください
2.私を信じてください。それだけで私は幸せです
3.私にも心があることを忘れないでください
4.言うことをきかないときは理由があります
5.私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています
6.私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで
7.私が年を取っても、仲良くしてください
8.私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください
9.あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません
1.私と気長につきあってください
2.私を信じてください。それだけで私は幸せです
3.私にも心があることを忘れないでください
4.言うことをきかないときは理由があります
5.私にたくさん話しかけてください。人のことばは話せないけど、わかっています
6.私をたたかないで。本気になったら私のほうが強いことを忘れないで
7.私が年を取っても、仲良くしてください
8.私は十年くらいしか生きられません。だからできるだけ私と一緒にいてください
9.あなたには学校もあるし友だちもいます。でも私にはあなたしかいません
10.私が死ぬとき、お願いです、そばにいてください。どうか覚えていてください、私がずっとあなたを愛していたことを
函館に住む斉藤あかり(福田麻由子)は、大学病院勤務の父・祐市(豊川悦司)と母・芙美子(高島礼子)との3人暮らし。 ある日、斉藤家に子犬のゴールデン・レトリーバーがやってくる。
片方の前足が靴下みたいに白い犬を、あかりは 「ソックス」 と名付けられた。 母・芙美子から 「10の約束(犬の十戒)」 を教わったあかりは、ソックスを大事に育てる。
芙美子が体を壊して入院した時も、芙美子が亡くなった時も、ソックスはそばであかりを慰めた。
祐市の異動が決まり、あかりはクラシック・ギタリストを目指す仲良しの少年・星進(佐藤祥太)にソックスを預ける。 祐市の新しい職場の社員寮は、ペットを飼うことが出来ないからだった。
進がパリに留学することになり、あかりと祐市は見送りに行くが、祐市の患者の容態が急変して帰らねばならず、あかりは見送りに間に合わなかった。 しかしその急患はたいしたことの無い誰でも出来る手術だった。
進がパリに留学することになり、あかりと祐市は見送りに行くが、祐市の患者の容態が急変して帰らねばならず、あかりは見送りに間に合わなかった。 しかしその急患はたいしたことの無い誰でも出来る手術だった。
病院の面子のために呼び出され、あかりを悲しませたことを悔いた祐市は病院に辞表を出し、函館の家を買い戻して個人で病院を開業する。 じつはそのときソックスも、進の家を抜け出し、あかりたちに合流したのだった。
犬を、ペットを飼うことは重要な決まりがあります。
監督は元木克英、近作は 「空飛ぶタイヤ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15559758.html ですね。 実話のドラマでした。
物語は最初に 「犬の十戒」 が流れます。 これが重要ですね。 ブロともさんの記事でこれを知りましたが、ペットを飼うにはどんな動物でも、これは当てはまりますし、人間に忠実な昔からのパートナーの犬に関しては、なおさら重要です。
母は癌が見つかった時にはもうだいぶ進行していたようです。 自分の替わりに、あるところで生まれた子犬を譲り受けることを決めていたんですね。 父は実は犬が苦手でした。 それだけでなく家事もダメでしたが、もうそんなことは行ってられません。
有能な外科医でしたが、大学のやり方に嫌気が差し、とうとう独立医を開業します。そしてそこではソックスがアイドル犬となり、地域の信用を得た病院となるんですね。
この作品を見ると、生き物と一緒に過ごすことは、お互いの心の寄り沿いだということがよくわかります。 可愛い姿に癒され、こちらはしっかりと世話をしていく。 そして最期まで看取ってあげる。
捨てるなんてもってのほか。 万が一飼えない状況になったときは、しっかり新しい信用のおける飼い主を責任を持って見つけること。 それが飼い主の義務で、絶対守るべきことですね。