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ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷

2018年作品、マイケル・スピエリッグ ピーター・スピエリッグ監督、ヘレン・ミレン ジェイソン・クラーク セーラ・スヌーク フィン・シクルーナ・オープレイ出演。

“西部を征服した銃” と呼ばれたウィンチェスター銃を開発し、莫大な財産を築いたウィンチェスター一族。
しかし、その成功とは裏腹に、娘と夫を次々に失ってしまった未亡人サラ・ウィンチェスター(ヘレン・ミレン)は、残された遺産とともにカルフォルニアに邸宅を構えていた。 そこでは大工や黒人労働者たちが、毎日24時間交代制で家の増改築を続けている。 サラが住む屋敷は、その数500の部屋を所有する怪奇な屋敷へと変貌遂げていく。
自らの不遇は人の命を奪う道具を作ったことで、霊的な原因があると考えたサラは、高名な霊媒師に相談をしたのだった。 そして、一族に身に起きる不幸は全てウィンチェスター銃によって命を落とした亡霊たちの仕業であり、彼らを閉じ込めるために屋敷を拡大し続ける必要があると告げられた。
妄信的に増改築を続けるサラをウィンチェスター社の経営陣はいぶかしく思い、精神不安症を理由にサラから経営権を奪うため精神科医エリック(ジェイソン・クラーク)を屋敷に送り込む。 はじめは気ままな生活を崩したくなかったエリックだったが、財政難だったから背に腹はかえられない。
サラの屋敷に到着したエリックは、黒衣を纏うサラと面会するが、彼女は見るからに頭脳明晰であり、逆にエリックについて興味を持ち彼の精神状態について意見をしてくる。
滞在中にエリックは毎晩のように怪奇な現象に苦しめられ、次第に精神を追い込まれていく。 不審に思ったエリックが屋敷を調べだすと、厳重に閉ざされた部屋を発見する。
そんな矢先、サラの姪マリソン(サラ・スヌーク)の息子ヘンリー(フィン・シクルーナ・オープレイ)が、何者かに取り付かれるようになり、命の危険にさらされるようになる。 ウィンチェスターハウスに現れる亡霊の正体とは何か? 一方でエリックの過去に隠された秘密とは何か?
次々に起こる戦慄の恐怖は、思いも寄らない事態に拍車をかけていく…

夏はホラーですね。 こういう屋敷物はいいですね。
主演はヘレン・ミレン、大女優が古典的な実話ホラーに。 近作の出演は 「素晴らしきかな、人生」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14778390.html となりますか。
そしてジェイソン・クラーク、「ターミネーター:新起動/ジェニシス」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13248316.html では強烈な悪玉でした。 設定もまさかでしたが。

物語は、この大富豪の家:ウィンチェスター家にまつわる怪奇現象のお話。 ウィンチェスターといえば有名な銃ですよね。 しかしよく考えてみれば、銃は人の命を奪う武器、血なまぐささが付きまといます。 だから銃を開発した一家が呪われてもおかしくはありません。
しかし、そうならあらゆる武器開発の会社が呪われますよね? まあそういう武器商人も、例外なく呪われても、それが企業であり国家でも。
狙われたのは孫のヘンリーでした。 そして彼の命を間一髪救ったのがエリックでした。 サラはエリックを信頼し、彼の隠された能力に何とかこの事象の解決を頼むんですが。
エリックの悲しい過去も語られ、彼の人生の反省も行われる、ドラマ的にもなかなかのホラーでした。

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増築を続けるサラ

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ヘンリーが狙われているようだ

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息子の心配をする姪のマリリン

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やはりこの家は何かがある

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エリックも戦いを起こす

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