anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

サマー・インフェルノ

2014年作品、アルベルト・マリーニ監督、ディエゴ・ボネータ、ジョスリン・ドナヒュー、マイアラ・ウォルシュ、アンドレス・ベレンコソ、アレックス・モナー出演。

キャンプ指導員としてスペイン北部に到着したアメリカ人3名が、到着後に数日で行方不明になった。 アメリカ大使館と地元警察が捜索に当たっているが、報道官によると、彼らの生命の可能性は僅かだということだ。
スペイン北部、エル・ブオ・キャンプ。 2日前。 アメリカ人の若い男女4人が、キャンプ指導員として子どもたちよりも一足先に現地入りした。 彼らは子どもたちを迎えるために準備をする必要があった。
リーダーはアントニオ(アンドレス・ベレンコソ)で、ミシェル(マイアラ・ウォルシュ)もフランスで指導員をした経験がある。 全く の素人は今回初参加のクリスティ(ジョスリン・ドナヒュー)で、他の3人から 「お嬢様」 呼ばわりされていた。
ミシェルはクリスティに、オリエンテーリングでする 「目隠しして、ナビを頼りに障害物を避ける」 予行演習をしていたが、クリスティの要領が悪いので不機嫌だった。
その時、目隠しと手の拘束をされたまま残されたクリスティは、手の拘束を解いてくれた人をリーダーのアントニオだと思うが、そこには誰もいなかった。 物影から4人を見ている人物がいた。
アントニオたち4人は、子どもたちが到着するまでキャンプ地の近くにある廃屋敷に宿泊していた。 廃屋敷が子どもたちの宿泊施設も兼ねていた。 納屋には羊、ヤギ、犬、ウサギなど動物もいっぱいおり、ふれあいコーナーも充実している。
廃屋敷にはポンプにフクロウの彫刻が施された 『フクロウの井戸』 があり、この『フクロウの井戸』 は毎年やってきた子どもが井戸の水を最初に飲むのが儀式化されていますが、壊されており、修理中だった。
廃屋敷にはお手伝いとして、初老の男性・ハビエル(ザビエル・カデット)と初老の女性・カルメン(ヴィヴィ・ラポーリ)がいたが、いずれもスペイン語しか通じない。そしてスペイン語を話せるのはアントニオだけなのだった。
そんな中、メス犬が狂犬病になったとアントニオが知らせてきた。オス犬を噛み、子犬も噛み殺したという話だ。 ウィル(ディエゴ・ボネータ)は犬を診察し 「この犬はおとなしいから狂犬病ではない」 と言うが、水を飲ませて犬を優しく撫でていると、しばらくの間メス犬はおとなしくしていたが、突然黒い血を吐くと、ウィルに噛みついてきた。
手伝いの男性・ハビエルが犬を殺し、ウィルは両手首を噛まれており、念のため破傷風のワクチンを打てと言われる。 しかし、ワクチンを打とうとしたウィルだったが、アントニオと雇用契約書の話になり、ワクチンを打つのを忘れてしまう。
しかしこの不気味な犬の行動が、事件前触れだった…

ホラー映画なんですが、どういったホラーなのかが中盤までわかりません。
監督はアルベルト・マリーニ、監督作品は初のようですが、参加作品としては 「ハーモニー・オブ・ザ・デッド」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15087322.html で、脚本担当をしていました。
主演はディエゴ・ボネータとなりますかね? 「ペレ 伝説の誕生」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14282426.html でジョゼ役をしていました。

物語は、子供たちのキャンプ地を前のりして準備しに来た4人が遭遇した恐ろしいお話です。 キャンプ地なんで、いろいろ不便さはありますが、目的はそんな中、子供たちに経験をさせるための準備ですね。
そして、現地の人はスペイン語しか話せなく、電話もなぜか通じない、携帯はもちろん圏外、何かが起きると完全に外部とは遮断されてしまうん ですね。
兆しは狂犬病のような症状を示した犬でした。 もしそれが人間にも現れたら、もちろん展開はそうなって行きます。
面白いのはゾンビみたいになるんですが、それが一定時間で、その間の記憶が消失するってことなんですね。 自分が何をしたかわからない、もちろん人を殺しても罪の意識もない。 しかしその原因は、一体何なのかがこの作品のポイントですね。ゾンビ作品の要素のある、ホラー作品でした。

イメージ 2
犬に噛まれた事から

イメージ 1
恐怖が襲ってくる

イメージ 3
そして発作のような症状が

イメージ 4
顔が変わって行き

イメージ 5
伝染する

イメージ 6