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SHERLOCK(シャーロック) 空の霊柩車

2014年作品、ジェレミー・ラヴァリング監督、ベネディクト・カンバーバッチ主演。

シャーロック(ベネディクト・カンバーバッチ)が亡くなって、2年の月日が流れていたが、ジョン(マーティン・フリーマン)は悲しみから立ち直れずにいた。 でも彼を支えてくれる女性メアリー(アマンダ・アビントン)と巡り合えたことで、シャーロックの死の悲しみから立ち直りつつあったのだが。
ただ、この間に警察の徹底した調査が行われ、シャーロックを貶める記事を書いたキティ・ライリー(キャサリン・パーキンソン)に情報提供したリチ・ブルックは、モリアーティが創造した人物だと判明し、シャーロックの無実は証明されていた。
そしてシャーロッキアン達は 「シ ャーロック・ホームズ生存説」 を唱え、どういうトリックをして彼が生き延びたのかを想像する日々を送っていた。
その中心人物は、スコットランド・ヤードの元鑑識官・アンダーソン(ジョナサン・エイリス)であり、彼はシャーロックを死に追いやった罪悪感から、シャーロックは生きているという考えに憑りつかれていた。 そして、レストレード警部(ルパート・グレイヴス)を呼び出しては独自の自殺トリックを披露するのだった。
屋上のへりに立ってシャーロックが電話でジョンに書き置きを残し、引きつけていたあの時、協力者がモリアーティ(アンドリュー・スコット)の死体を移動。 その顔にシャーロックそっくりの特殊マスクをかぶせ、コンタクトで目の色も替え死体を加工。
シャーロックはダイブしたがワイヤーが仕込んであり、3階ぐらいで待機しているモリー(ルイーズ・ブリーリー)の部屋にガラスを破って侵入。
その間に協力者達はシャーロック仕様のモリアーティを落下死体に見せるため血のりなどで演出。 時間稼ぎのためにシャーロックの遺体に近づこうとするジョンを自転車野郎が阻止・・・
しかしその頃、セルビアの拷問室に一人の男が拘束されていた。 そして必要に何かを吐き丞するよう強要されている。 そして何らかの告白をした後その男は救出されるのだった。
もちろんシャーロックは生きていた。 しかし一体この2年間彼はどこにいて、何をしていたのか?
そして耐え切れずジョンは、ひげを伸ばして新しい生活に踏み出そうとしたいるのだった…

まあ死ぬはずはない主役のシャーロックですが、まずあの屋上からのダイブはどうやったのかがポイントになりますね。 冒頭のけっこう長い時間をかけて、そのからくりをいろんなパターンで見せてくれる。 なんとゲイ説まで飛び出すというおまけつき(^^)まさか、シャーロックと、モリアーティが協力して愛し合うなん て。
連続ドラマはシーズンの最後に、大きな仕掛けをして終わるものですが、なかなかその種明かしが大変だと感じた第3シリーズの開始となりました。
しっかり生きているシャーロック、そして2年ぶりにロンドンに戻ることになった、いや戻らなければならなくなった彼を待っていたのは、また大きな陰謀が進行していたからでした。
製作年が、2014年という事なので、なかなか現実とリンクした恐ろしい犯罪を止めるという設定になっていたのは、笑いをベースにしたジョンとの掛け合いがあるにしてもシビアさがある話でしたね。
またひげを蓄えたジョンが見れる貴重な回だったのではないかと思いました。

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シャーロックの死から立ち直れないでいるジョン

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世間では死んでいないことを前提に、トリックを考えている

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現実的なことも、ありえない設定も

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しかし彼は生きていた

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そしてメアリーとも会うシャーロック

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