anttiorbの映画、映像の世界

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ルパン三世 ルパンVS複製人間


ある男の死刑が執行された。 男はルパン三世、死亡診断書には、間違いなく本人と書かれている。 しかしこれを信じない男がいた。
銭形警部(納谷悟朗)は彼の棺を調べに来た。 そして確かめようとした時死体が爆発した。 そこに現れたのは、生きているルパン三世山田康雄)。 彼は自分が死んだのが不思議だと言ってそこから去って行った。
エジプトはファラオの墓に忍び込んだルパン、次元大介小林清志)と石川五ェ門井上真樹夫)の三人は駆けつけてきた銭形警部の警戒をくぐり抜け、「賢者の石」をまんまと盗み出した。、
ルパンはそれを峰不二子へのプレゼントにするつもりだった。 彼女からの依頼だったのだが、彼女は謎の人物の依頼を受けていたのだった。 ルパンは彼女に首ったけで、そこから先は聞かなかったが、ただで渡すほど馬鹿ではなかった。
そして不二子も今まで依頼者の名前を知らなかったが、この賢者の石で依頼物は全部そろったので、彼は名前を明かす。 彼の名はマモー(西村晃)、そして賢者の石はルパンの作った盗聴器だった。
騙されたと思った相手は、ルパンたち を襲い始める。 街で銃撃に遭い、なんとか3人は脱出するが、ルパンは峰不二子だけは置き去りにして行ってしまう。 不服そうな次元と石川五ェ門だったが、そこに超大型トレーラーが現れ、パトカーを踏み潰し、ルパンたちの車に迫る。
なんとかかわし、がけから転落するトレーラーだが、さらに爆撃機が襲い掛かってくる。
車を爆破された3人は、なんとか徒歩でアジトまで向かうのだが、なんとそこに不二子がいたのだった…

この作品も、LDで持っていた作品ですね。 「ルパン三世」 が赤ルパンとして復活をして、満を持しての劇場用第1弾作品、これも劇場に見に行きました。 テレビ作品の第2シリーズの赤ルパンは、正直23話で打ち切られた第1シリーズに比べ、ちょっとお子様向けになってしまい、3枚目キャラが際立った感じがして、あまり私はダメだったんですね。 あまりにも期待が大きすぎたのかもしれません。
ただこの劇場用作品は、30分というテレビの時間枠にとらわれないところで、またハードルを上げて観に行きました。
これは設定が面白かったですね。 いきなりのルパンの死、それも本人としっかり確定された遺体がまず登場するところが? でしたが、すぐに生きているルパンが登場、なかなかいい掴みでした。
そしてテレビでは画き切れなかった、世界をまたにかける行動は映画でならではでした。
声優さんたちも、テレビの新シリーズでのメンバー勢揃いと、マモー役で、大御所西村晃氏起用と力が入っていましたね。 設定上も年齢不詳な役なので、しっかり嵌っていたと思います。
さらにチョイ役のゲスト声優で、梶原一騎赤塚不二夫三波春夫が起用されていて、知っていると、誰に扮しているかがわかります。たどたどしいセリフ回しのところです(^^)
物語は、謎の大富豪マモーが峰不二子を使い、いわくつきの不思議なものをルパンに盗ませることから始まるんですね。 いったいそれはどうしてなのか? それがマモーという怪人物の主体にだんだん近づいて行くというところです。
地上波でもたびたび放送されますが、カットが多く、規制もされてこれはCS等で見ることをお勧めしますが。
カリオストロの城」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/4244996.html ほどではありませんが、原作の画に近く野性味あふれるルパンが描かれている秀作ですね。

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生きていたルパン三世

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そしてエジプトに現れる

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謎の男に襲われ、アジトを破壊されたルパン

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そして姿を見せたマモー

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彼のいる謎の楽園

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