2012年作品、ドリュー・ゴダード監督、クリステン・コノリー主演。
研究所のようなところで、話をしている3人の科学者? 「ストックホルムはだめだった」 「あと残されているのは日本と私たちだけ」 「日本は失敗したことがない」 と謎の会話をしている・・・
旅の準備をしている綺麗な子・デイナ(クリステン・コノリー)が窓から見える。 彼女は親友のジュールズ(アンナ・ハッチソン)と暮らしている学生。 教授に恋していたが、上手くいかなかったらしい。
若い仲間5人でジュールズの彼氏のカート(クリス・ヘムズワース)の従弟の別荘に行くことになっている。 ちょっと落ち込んでいるデイナのためにホールデン(ジェシー・ウィリアムズ)という頭がよく性格のいい男も誘い、そしていつもマリファナを吸ってラリッているマーティ(フラン・クランツ)も車でやって来た。
大きなバンで5人は向かったが、途中ボロボロのガソリンスタンドで給油をしようと立ち寄ったが、そこはcloseになっていた。 しかしカートが入っていくと不気味な親父が出てきた。
一応ガソリンは分けてもらったが、あそこの別荘は今まで何回も持ち主が変わっていると、あまりよくない言い方をされた。 何か気分を害された5人は、悪たれをついて金を投げつけ別荘に向かった。
前方にトンネルが見えてきた。 これを抜けるともう目的地だった。 大きな鳥が飛んできたが、不思議なことに、山を越えようとして見えない何かにぶつかった。
たどり着いた別荘は、不気味な様相の館だった。 デイナがまず中に入った。 意外と中の造りはいい感じだった。 皆それぞれ部屋を決める。
若い男女数人(約5人)という設定は良くありますね。 その中の2人はできていて、一人余っている変わった男、ホラー映画の定番の設定です。
そんなシチュエーションが実は作られていたら? そんな導入部から始まる、今までのホラーの総集編のような作品です。
この作品を特集している番組を見て、この中で取り入れられているネタを、予習してから観ようと思っていましたが、10作品以上あるので予習は断念して、まずは観てからということにしました。
95分というホラーならではの尺ですが、前半の導入部は少し長い感じで、冒頭の研究所のようなところのシーンがよく設定がわからないんですね。 しかしだんだん盛り上がってくる中で、途中からは怒涛のシーンの連続となります。
そして最後に大御所が出てきます。 まあ確かに今までにないホラー設定ですが、ここまで広げていいのかなという感じの物語ですね。
ホラーなら何でも見ている人にとっては、元ネタ探しが大変面白いのではないでしょうか? ここまで救いのない設定もまた逆に清々しいかも? 個人的には笑いが出る感じの怖い作品でした。
結構中は良い感じの別荘だが
マジックミラーが
そして地下室を発見
謎の書物も
しかしそれは恐怖の始まりだった