2009年作品、吉田大八監督。堺雅人主演。
しのぶ(松雪泰子)といつもの旅館に来ている。 彼は多忙の任務の中、この旅館が二人の愛の巣となっている。
アメリカ人なのになぜか日本人そっくりだが、鼻が高いところが日本人ばなれしている。
さらにクヒオは活動の場を広げる。今度はホステスの未知子(中村優子)だった。 しかしそこは銀座のホステス。 簡単に口車に乗り金を出すわけは無い。
そうクヒオは詐欺師なのだった・・・
これは実在の詐欺師なんですね。
実在の人物というところが信じられないですね。 結婚詐欺というのは非常に捕まりにくい犯罪と聞いていますが、この映画では騙されるほうがどうかしていると思えますが。
しかし時代背景からすると、まあだまされる女性もいたかなあという感じです。
堺雅人ではちょっと背格好が合わない感じがします。 でも映画の中ではちょっとどじなところを上手く現しています。
もしかすると金はほしいが、本当に自分をクヒオと思い込んでいたのではと思えます。 まあ気軽に見れる作品ですが、ちょっと押しが弱いかなと思いました。