彼女から、家族から、友人から、夢から。 そして、自分自身からも。
ある真冬の夜、脚本家を目指す青年・健二(小野塚勇人)が自転車で通りがかった人気のない林道。 絡まり合う木立の向こうに、彼は見てしまう。 狂おしい憎しみを込め、五寸釘を人形に打ち込む白い女を。
一旦はその場を逃げ出したものの、健二はふと思う。
「あの恐怖を、もっと深くまで知って脚本にしたらーもしかして、誰も書いたことがないものが書けるかも知れない」 というものを。
林道に舞い戻った健二は、静まり返った森の中へと入り込んでいく。 その奥に待つのは、かつて誰かが打ち付けた無数の人形と、青白く、一際多くの人形をまるで奇妙な果実のようにぶら下げた大木だった。
そして、森の奥から聴こえて来たのは、おぞましい息づかいと枯れ葉を踏みしめる足音・・・
ある真冬の夜、脚本家を目指す青年・健二(小野塚勇人)が自転車で通りがかった人気のない林道。 絡まり合う木立の向こうに、彼は見てしまう。 狂おしい憎しみを込め、五寸釘を人形に打ち込む白い女を。
一旦はその場を逃げ出したものの、健二はふと思う。
「あの恐怖を、もっと深くまで知って脚本にしたらーもしかして、誰も書いたことがないものが書けるかも知れない」 というものを。
林道に舞い戻った健二は、静まり返った森の中へと入り込んでいく。 その奥に待つのは、かつて誰かが打ち付けた無数の人形と、青白く、一際多くの人形をまるで奇妙な果実のようにぶら下げた大木だった。
そして、森の奥から聴こえて来たのは、おぞましい息づかいと枯れ葉を踏みしめる足音・・・
呪いといえば、藁人形と五寸釘ですね。
監督は川松尚良、劇場作品は今作が初監督のようですね。 「こどもつかい」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14994063.html 「雨女」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14230971.html に参加しています。 清水崇監督チームというところですかね?
そして白須慶子、映画では彼女も初めてのようです。
物語は、若手脚本家、いや脚本家をめざしている健二のお話ですね。 書いているといいながら、なかなか案が浮かばず、行き詰っている状態です。
しかし、彼が通りかかった林の中で見たものは、おぞましい呪いの藁人形でした。 見ただけで強い呪いを感じると同時に、向こうから女が追いかけてきました。 ダッシュで逃げる健二、しかし彼はこれを脚本に書こうと思い始めるんですね。
“人を呪わば穴二つ”、そして、この呪いをかけるにはいくつかの決まりがあり、時間は丑の刻、そして五寸釘を打ち込むときには決して他人に見られてはいけないとされていたと思います。
また、呪う相手の髪の毛とか、体の一部があるともって良いらしいですが。
ホラーですが、そこそこの怖さはありました。
丑三つ時
恐ろしいものを見てしまった
呪いとは
強烈な呪い
避ける方法はあるのか?