テニスブームに沸く1980年。 まるでハリウッドスターのような人気を誇る対照的なスタープレイヤー2人の戦いに、世界中が熱狂していた。 弱冠20歳でのウィンブルドン初優勝から4連覇を達成し、彫刻のように美しいビジュアルと冷静沈着なその姿で“氷の男”と呼ばれたビヨン・ボルグ(スヴェリル・グドナソン)。
一方、絶対王者ボルグの5連覇を阻止しようと現れたのが、ジョン・マッケンロー(シャイア・ラブーフ)。 類稀な才能を持つマッケンローだったが、不利な判定に対しては怒り狂い、野犬の如く審判に噛みつくその態度から “悪童” と呼ばれ、バッシングを受けていた。
学生の頃のテニス界のスーパースターふたりのお話ですね。
監督はヤヌス・メッツ、ドキュメンタリー映画が日本公開されています。
主演の一人ボルグ役でスヴェリル・グドナソン、ミレニアムシリーズの新作に、重要な役で出演しているようです。
そしてマッケンロー役はシャイア・ラブーフ、「マン・ダウン 戦士の約束」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14776379.html に出演していました。 もちろんいろんな作品に、初期の 「トランスフォーマー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%A5%C8%A5%E9%A5%F3%A5%B9%A5%D5%A5%A9%A1%BC%A5%DE%A1%BC が代表作ですね。
物語は、最年少でウィンブルドンに優勝し、その後4連覇を果たした、天才テニスプレーヤーのボルグ、彼の強烈なプレッシャーとの戦いと、悪童といわれたバリバリの新進テニスプレーヤーのマッケンローを描いた作品でした。
世界ランキングに若くしてなったボルグ、氷のような冷静さを持ったボルグに、燃えるようなやんちゃなマッケンロー、それまでボルグのライバルといえば、同じサウスポープレーヤーのジミー・コナーズでしたが、彼に変わって出てきたのがマッケンローでしたね。
判定にいちいち難癖をつけるマッケンロー、観衆から、ファンからも嫌われ役でしたが、ウィンブルドンに望む彼は、内に秘めた闘志もしっかり持っていました。 この対戦は名勝負でしたね。 もちろん結果はボルグの5連覇、しかしこのボルグの勝った瞬間は有名なシーンになっています。
その後時代はマッケンローに代わって行き、そしてボルグは若くして引退をします。
懐かしい40年近く昔のことを思い起こさせる作品でした。