anttiorbの映画、映像の世界

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エルム街の悪夢(2010年版)

2010年作品、サミュエル・ベイヤー監督、ジャッキー・アール・ヘイリー主演。

夜のカフェで一人席に座っているディーン(ケラン・ラッツ)。 コーヒーの代わりを店員に頼んでも無視をされてしまう。 お客は彼一人、ウエートレスを追って厨房まで追いかけていくと、奥に消えていく彼女の脇では、豚の肉が炎を上げている。
そしてその奥には不気味な人影が。
エルム街に住むナンシー(ルーニー・マーラ)、クリス(ケイティ・キャシディ)、クエンティン(カイル・ガルナー)、ジェシー(トーマス・デッカー)、そしてディーンは皆、夜になると同じ夢にうなされていた。 
赤と緑のストライプのボロボロのセーター、焼け爛れた顔を半分隠しているよれよれのフェドーラ帽、指の部分が鉄の爪のような刃になっているグローブを身につけた男が現れ、その恐ろしい声までも皆が同じように聞こえていた。
男は彼らの夢の歪んだ世界の中で一人ひとりを脅していくが、そこから逃れるには夢から覚めるしか方法はない。 そんな中、ナンシーたちは夢の中での出来事が実際にも起こり、生き延びるには眠らずにいるしかないことを悟る。
そして、謎の男が行う “狩り” という夢の中だけのはずの話に、なぜ自分たち巻き込まれたのかを突き止めようとするのだった。
やがて不眠のため憔悴しきったナンシーたちは、彼らの親たちが何かを隠していることを知る。 そこには長く闇に葬られていた過去があり、それが今、彼らに襲いかかってきたのだ。 自らを守るため、ナンシーたちは悪夢の王、フレディ・クルーガー(ジャッキー・アール・ヘイリー)と対決することを決意する…

1作目ができたのが1984年、今は亡きウェス・クレイヴン監督の大ヒットシリーズでしたが、監督としては1作目 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13797975.html と「リアルナイトメア」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14756367.html をしていて、「3」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13804167.html では製作に名前が。今作は最終作から16年経った後、原点回帰でのリブートになっています。
監督はサミュエル・ベイヤー、長編初監督となっています。 そして主演はなんとルーニー・マーラですね。 まあフレディが主演という見方もできますが?
ルーニー・マーラと言えばもう大女優になりつつある 「PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13615391.html では王女役を「キャロル」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13904507.html ではテレーズというキャロルの相手役に抜擢されていますが、まあ出世作は 「ドラゴン・タトゥーの女」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12808840.html のハリウッド版でリスベット役ですね。
初鑑賞でしたが、ちょっと彼女にびっくりですが、こういう作品で注目されての出世も無くはないですね。
そしてなんと言ってもフレディ役が変わったことが大きい。 ジャッキー・アール・ヘイリーは、いろんな作品での出演歴はありますが、近年ではこれが一番大きな役?かもしれませんね。
物語は、第1作を踏襲していく作りになっていますし、どうしてフレディが夢に現れるのか? そしてどうして顔がただれているのか? 子供たちにとってはこれがまず謎で、それ以上にどうして子どもたちが狙われるのかがポイントですね。
夢の中ではフレディは無敵というか、基本彼の土壌では勝負にならないんですね。やっつけるにはどうしたらいいのか? その点は結構あっさりした作りですね。
リブートというのは再始動という事ですが、そこそこのヒットを飛ばした割にはこの1作で今のところ続編情報はないですね。

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エルム街

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子供たちは寝てはいけない

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寝ると奴がやってくる

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一体どこが夢なのか?

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この男が

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