anttiorbの映画、映像の世界

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グランド・イリュージョン 見破られたトリック


ライオネル・シュライクは息子の前で、難度の高いマジックをしようとしていた。 それは金庫の中に入り、水の中に落とされ5分で脱出するという奇術。 しかし息子のシュライクJrは、なぜか今回は心配をしていた。 しかし父は、「もしもの時には切り札がある」 と笑って中に入っていくのだった。
しかし父は5分たっても浮かんでは来なかった…
華麗なイリュージョンショーでFBIの目をもかいくぐり、不正搾取された金を奪う4人の義賊集団フォー・ホースメン。 その中のJ・ダニエル・アトラス(ジェシー・アイ ゼンバーグ)は、謎の声に導かれてあるところへ向かう。 しかし声の相手は姿を見せず、煙に巻いた形となりそこを離れるダニエル。
部屋に行くとなぜか開いており、女がソファーに寝そべっている。 どうやって入り込んだのか? 不信に思う彼の前で女はいろんなトリックでダニエルを翻弄するのだった。
1年以上姿を消していたフォー・ホースメン、しかしようやくディラン(マーク・ラファロ)から招集がかかり、ある人物をターゲットとしてまた派手な仕掛けをしようという事となる。 しかし、ヘンリー・リーブスが抜けて、その代わりにルーラ(リジーキャプラン)が参加すると言う。 彼女は先にダニエルに実力を見せつけに来ていたのだった。
ディランは、FBIの中では、同僚から疑われていたが、新しい上司・ナタリー・オースティン(サナ・レイサン)には実力を評価されていた。 そしてターゲットのハイテク企業に対して警備と称して先に乗りこんでいた。
その企業の不正を暴露しようと新たなショーを仕組んだ4人、計画通りに事は運んでいたが、その時、 ダニエルが誘い込まれたところで聞いた声がまた鳴り響くのだった。
そして死んだことになっていたジャック(デイヴ・フランコ)の姿も暴露され、計画が狂った4人は、屋上からの脱出ルートで、用意した車に乗り逃げるはずだった。
しかし、ダストシュートから出た先は、なんとアジアの町並みだった。 どうやらここはマカオらしい。 今までいたニューヨークから、一瞬のうちにマカオに?
そこに現れたのはマッキニ―(ウディ・ハレルソン)とうり二つの髪のふさふさの男だった…

週末ではなくファーストデーに公開されたヒット作の続編、若い子たちで混んでいました。 マジック、アクション、豪華なキャスト、まあヒットする要素はいっぱいありますからね。
監督は新しくジ ョン・M・チュウが起用されています。 「ステップ・アップ」 というシリーズを2作撮っていますが、「G.I.ジョー バック2リベンジ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9636377.html は鑑賞しています。
そして、アイラ・フィッシャーが降板し紅一点はリジーキャプランとなりましたね。 彼女のお披露目なんで冒頭から印象付けのシーンがありましたが、出演作は、「クローバーフィールド/HAKAISHA」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11934621.html ですね。
冒頭シーンは、ディランの幼少期のお話。 そしてある人物との因縁が描かれているんですね。 どうしてこのシーンを入れたのかは最後まで見ると分かる仕組みに。物語はこの後、予告編で散々流れていたあの青年が登場します。「タラーン!」 といかにも軽い感じで姿を現すダニエル・ラドクリフ、すっかりあの少年ハリーから脱皮?したんでしょうか?
もちろんモーガン・フリーマンマイケル・ケインも健在。 楽しいアクション作品となっています。
ただ、マジック色は今回は薄れていますね。 前作は冒頭に華麗なマジックを見せてくれてそれが掴みになっていましたが、今作は、もうディランの存在がわかっているので、後半のクライマックスにそれを持ってきている。
また製作に、デヴィッド・カッパーフィールド他マジシャンも参加しています。 前作よりも種明かしが優しくなっている、だから逆にアクション的な見せ方が多くなっている気がしました。
そういう視点で見た方がいい作品かもしれませんね。「あれは一体どういう仕掛け?」 という部分が無いのはちょっと残念。

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4人で久しぶりの仕事

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しかしなぞの男によってディランとはぐれることに

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久しぶりの仕事に張り切っていたが

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マカオに飛ばされそこにいた男

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しかし反撃する4人

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