2015年作品、レヴァン・ガブリアゼ監督、シェリー・ヘニング主演。
ブレア(シェリー・ヘニッグ) はネットである動画を検索していた。 それは閲覧注意のある衝撃的な動画だった。
少女が自殺する事件が発生。 彼女の名は、ローラ・バーンズ(ヘザー・ソッサマン)、彼女の銃による自殺の瞬間の動画、さらに、彼女が自殺に至る原因となる動画もアップされていて、それを見ようとした時、チャットが入った。
彼氏のミッチ(モーゼス・ストーム)からだった。 付き合っている二人は、SNSでのやり取りで盛り上がっている。 セクシーな動画を見せろと他愛なく盛り上がっていると、女友達で金髪のジェス(レニー・オルステッド)や、ちょっとイケメンのアダム( ウィル・ペルツ)、そして太っていて、めちゃくちゃネットに詳しいケン(ジェイコブ・ワイソッキ)も参加してきた。
しかし画面の中に、顔が出ないでチャットに参加してきている輩がいた。 何も発信してこないし、誰なのかわからない。 初めは誰かのいたずらだと思っていたが、まったく無反応だったので、だんだん訝しく思った彼らは、ひとりの女の子のいたずらだと思った。
グループからはちょっと距離を置いているヴァル(コートニー・ハルヴァーソン)が悪戯をしていると思ったブレアは、彼女を呼び出すと、ほどなくチャット上に彼女が映った。 しかし謎の輩は消えない。
その時、その人物が発信を始めるのだった。 そしてそのアカウントは1年前に自殺をしたローラ・バー ンズの物だった…
監督はレヴァン・ガブリアゼ、40代でグルジア出身の監督で、もう1作撮っています。 主演はシェリー・ヘニング、彼女の顔の恐怖の画面が作品ポスターになっていますが、なかなか趣向を凝らした今ならではのホラー作品ですね。
いきなりネットにアップされた衝撃の動画で始まるんですが、その後のもう1本の動画は途中で切られ、見るのは後半になってしまいます。
登場人物はほぼチャットの動画上でしか見れません。 この作品、ユニバーサルの作品なんですが冒頭のあの会社マークのところから早くもデジタルノイズが走るんですね。 一瞬、画像トラブルか? と思ってしまうんですが、もうここから仕掛けが始まるというなかなかの展開でし た。
チャットの動画は、スムーズに流れないですよね。 それが何とも不気味さを醸し出しています。
登場人物それぞれの画面と、素早いコメント、検索、で展開していきますが、このあといよいよ謎の参加者の仕掛けが始まります。
まったく新しい、今ならではのホラー作品。 通信を切ったらどうなるのか? 消そうにも消せない参加者、ほとんど物語性は無いのですが、新しい恐さを体験できる作品です。
問題の動画を再生中
参加者が集まってくると
謎の存在が
そして攻勢に出てくる
そして例の動画を流してくる
一人ひとり狙われ・・・