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SHERLOCK(シャーロック) 三の兆候

2014年作品、コルム・マッカーシー監督、ベネディクト・カンバーバッチ主演。

1年半前、レストレード警部とドノバン巡査部長は、何度も警察の追手をかわしているウォーターズ家の逮捕まであと一歩に迫っていた。 しかし今回もまんまと逃げられてしまう。 1年前、半年前、そして3か月前もことごとくすり抜けられ、その都度地団太を踏んでいた二人だった。
しかしようやく今回は追い詰めることができ、逃げ場をすべてふさぐことができた。
そこにシャーロックから、 「助けてほしい」 という連絡が入る。 悲願の犯人逮捕を目の前にして、現場を離れるレストレード。 そして万が一に備え万全の態勢を取って、ベーカー通りに向かうレストレードだったが、シャーロ ックは自宅で悠然と座っていた。
彼が困っていたのは、親友ジョンとメアリー・モースタンの結婚式のスピーチで思い悩んでいたのだった。 せっかく逮捕の瞬間が!
ジョンとメアリーの結婚が迫り、シャーロックは挨拶をすることになっていた。 珍しく彼はそれに悩んでいたし、いまさらという感情も持っていたが。 シャーロックには結婚というものがなかなかイメージできないでいるのだった。
ある年配の人物が、軍服に身を包んで出かけていく。 彼はジェームズ・ショルト(アリステア・ピートリー)、ジョンの結婚式に出席するために、昔の軍服を着ているのだった。 来るとは思っていなかった上官の出席に喜ぶジョンだった。
シャーロックは、普段仲の悪い兄・マイクロフト を呼ぶ。 彼は恍けているのか、ダイエットのための運動をしている最中だった。
そしてシャーロックは、ジョンの人となりを彼なりに説明するため、今まで二人で遭遇した事件のいくつかを披露はじめるのだった…

シャーロックがいない間、ジョンはメアリーと恋に落ち、とうとう結婚する運びとなりました。 そして普通なら断る性格のシャーロックは、空のためにスピーチを引き受けます。
普段は言わなくてもいいことを言い、自分の聡明さをあからさまにひけらかすシャーロック、でも今日の主役は唯一と言える友のジョン・ワトソン、そして珍しくシャーロックを理解しているメアリー・モースタン。 そしてシャーロックの一世一代のスピーチが始まります。
今回のお話は、そこで語られた、今まで披露されていない、ミニエピソードを、招待客に話すのですが、その中でのジョンの人間性を賛美するんですね。
ただ、ちょっと鼻に着くんですが(^^)
しかしその中にも未解決の事件があり、実は出席者の中に、それにかかわっている人物がいるという話に繋がって式は進んで行きます。
2年もジョンに、自分が死んだという事を偽っていたシャーロック、その罪滅ぼしの面もあるんでしょうか、この回で再び、本当にシャーロックとの間が戻っていく回になっている感じですね。

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結婚式のスピーチを頼まれたシャーロック

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そして隠れたエピソードを披露

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感激するジョン

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お幸せに?