anttiorbの映画、映像の世界

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ブリッツ

 
刑事ブラント(ジェイソン・ステイサム)はロンドン市警の中でもある意味名物刑事だった。 今日も夜の街で数人の車泥棒を見つけたが、捕まえようとなんかせず、ただぶちのめすだけだった。 しかしそんなブラントのやり方にダンロップデヴィッド・モリッシー)という新聞記者は痛烈に紙面で批判する。
しばらく干されていたが、彼は復帰した。 もうもめ事を起こさないよう言われるが、聞く耳を持っていない。
エリザベス・フォールズ(ザウエ・アシュトン)はまだ若い婦人警官だが、ブラントを慕っていた。 彼女は昇進試験に落ちたと言いに来るが、ブラントはまだ一回だけだろうと彼なりの言い方で励ます。
古い付き合いの警部・ロバーツ(マーク・ライランス)は妻を失った。 友には優しいブラント、葬儀に来て彼を彼なりに励ますのだった。 そしてその晩はロバーツの酒に付き合うブラントだった。
そんなとき連絡が入った。 若い婦人警官が何者かに殺された。 サンドラという警官で、フォールズの同期の警官だった。 残忍な手口だが、なぜ警官が? これはまだ序章だった。
そして時を同じくして、ロバーツが休職した後任にポーター・ナッシュ(パディ・コンシダイン)という巡査部長がやって来た。 彼はゲイとの噂があった。 周りから冷ややかな態度で迎えられたナッシュだが、彼はブラントに目を付けた。 そして二人はこの恐ろしい事件と向かい合うのだった…
 
ジェイソン作品は、華麗なアクションが売りですが、これはちょっと陰鬱な作品ですね。 大胆にも連続警察官殺人という、大胆不敵な犯人が現れます。 なかなか小狡くて、しかも大胆。 そしてロンドン市警の警官を狙ってきます。 いったいなぜか? そして犯人は大胆にも新聞記者にも接近してくるんですね。
警察は犯人を捕まえる者、決して裁く者ではありません。 でもそこを利用した犯人はいろんなドラマで描かれますよね。
捕まっても後の裁判で無罪を勝ち取る。 たとえ殺人犯でも、裁判でひっくり返せばいいのです。 それを許さない警察がいたら?
100%の犯人には、“俺が裁いてやる”そんな警官ブラントでした。 爽快感は今一つでしたが、ゲイのナッシュがいい味を出していました。

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型破りの刑事・ブリッツ

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警官を狙った連続殺人事件が起こる

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この男…

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ようやく彼に狙いを定める

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そして追いつめるのだが・・・・

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