anttiorbの映画、映像の世界

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ローン・サバイバー

 
アメリカ海軍特殊部隊ネイビー・シールズは極秘任務を控えていた。 彼らは、いつ命令が下ってもいいように絶えず訓練に励んでいた。 ロッカーには、家族の、恋人の、子供の写真が貼ってあった。 このミッションを終えて無事に帰ることを信じていた。
2005年6月、国際テロ組織アル・カイーダの重要工作員の暗殺を狙ったレッド・ウィング作戦敢行の命令が下った。 ターリバーンの主要メンバー、シャーの暗殺が使命だった。 実際に行動するメンバー4人は、マーカス・ラトレル二等兵曹(マーク・ウォールバーグ)、マイケル・マーフィ大尉(テイラー・キッチュ)、マシュー・アクセルソン(ベン・フォスター)、ダニー・ディーツ(エミール・ハーシュ)。
少し離れた場所に降り、1時間ごっとに連絡を入れる。 2時間連絡が無い時は待機するという取り決めがあった。 やっとのことでタリバンがいる基地が見渡せる場所に出た。 しかし電波状態が悪く、連絡が取りづらくなってきていた。
そこから下りて行って、ターゲットを狙撃し、速やかに撤退する、そういう作戦だったが、下から何かが登ってくる音がした。 それは家畜を連れた地元の人間だった。 老人とまだ年若い少年が二人だった。
すぐさま3人を捕えて、4人は彼らをどうするか、協議した。 方法は3つ、処分して任務を遂行する、このまま縛った状態で任務遂行に向かう、この場合は動物に食われる可能性が高い。 もう一つは、逃がして任務を放棄する。
そして、4人は最後の選択をした 。しかしこの中の一番挑戦的な少年が、驚くべき速さで山の斜面を駆け下りて行った。
4人は、連絡が取れそうな山の頂を目指し、救援を呼ぶことにするのだったが…
 
どうして捕えた地元民を逃がしたのか? 生き残ったただ一人のマーカスの主張は、民間人を殺せば、いずれマスコミに知られ、犯罪者として叩かれるという物でした。 確かに彼の主張は正しいと思いますが、それは自分たちの死刑宣告でもあったのです。
タリバンはそんな甘い奴らではありませんでした。
たった4人に対し、基地から出てきたタリバンたち、劣勢は目に見えていますし、ましてや連絡がつかない八方ふさがりでした。 それでも特殊部隊ネイビー・シールズは、必死に抵抗しますが、多勢に無勢、全滅は避けられない、嬲り殺されるのがおちですが、どうして一人生き残ったのか?
アメリカ対タリバン、いつ終わるのでしょうか?何か決して相容れない感じがする物語ですね。 でもこれが現実なんです。 エンドクレジットは実在の彼らの写真が写りますが、これも何かやるせないシーンでした。

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作戦がいざ始まる

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そして実行部隊の4人

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選択の失敗?激しい戦闘が始まる


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多勢に無勢、ぼろぼろになっていく4人・・

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どうして彼だけが生き残ることができたのか?

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