2013年作品、ジョシュア・マイケル・スターン監督、アシュトン・カッチャー主演。
1972年、オレゴン州のリード大学に入学したジョブズ(アシュトン・カッチャー)だが、わずか半年で退学した彼。 しかし大学が彼の寝床で、裸足で学内をうろつくのだった。 彼はLSDを吸いながら夢想する。 そして彼が旅立ったのは、インドだった。 友のダニエル・コッケ(ルーカス・ハース)と放浪しながら、何かを掴んだジョブズは、アメリカに戻るとアタリ社に入社した。
しかし、彼はあまりにも独断的な発言を繰り返した。 そして彼は風呂に入らず臭かった。 それならばと彼は一人でやってみろと言われ、ジョブズはOKするのだが、そこでスティーブ・ウォズニアック(ジョシュ・ギャッド)を訪ねると、そこで思わぬものを見つけるのだった。
ウォズニアックはテレビやモニターにつなげることで、リアルに文字が見える物を制作していた。 ただの遊びだと言うウォズニアックだが、これはモノになると思ったジョブズは、早速この製品をウォズニアックにプレゼンをさせるのだった。
しかし食いついたのはたった一人だった。 しかし何とか50台の発注を貰ったジョブズだ。 しかしいきなり50台の製造を60日でするのは無理と言われ、彼は人集めをした。
コッケをはじめとした3人がやって来たが、もちろんみんな素人、一からウォズニアックが教え込み何とか納期を間に合わせたが、男に言われたのは、キットではなく、一体型が欲しいと言うことだった。 しかしそれはジョブズにヒントとなったのだった。
彼は早速実家の倉庫を改良し、会社を立ち上げた、といっても仲間の集まりに毛の生えたものでしかなかった。 ジョブズは必死に電話で売り込むのだが、なかなか成果は上げられなかった。
しかしある男が訪ねてきた。彼こそその後長いこと仲間となる男・マイク・マークラ(ダーモット・マローニー)だ。 彼が投資を決めアップルは立ち上がったのだった…
2011年に膵臓がんでなくなったジョブズの初の自伝作品です。 「ベガスの恋に勝つルール」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10663059.html でキャメロン・ディアスとコンビを組んだ、アシュトン・カッチャー主演です。 若いころのジョブズのイメージに合わせた起用ですね。
大まかなジョブスの事しか知らない私では、なかなかわからない部分が多く、知っているのはアップル社を作り、途中離れて、また戻って立て直したくらいでした。
ジョブスの生涯を見ると、映画ですから端折ったり、脚色した部分も多いと思いますが、冒頭のipod発表の場面は、最晩年の彼の充実さが、描かれていて掴みはいいですね。 私もipod、iphone、ipadと気がつけばジョブズ信者になっていました。 ituneがやっぱり一番使いやすいと感じるように今はなってしまっていますね。
日本初の全世界ヒット商品が無くなったこの時代、アップルの音楽携帯プレーヤーが席巻し、通信機能までもたせたのは、ジョブズの最期の置き土産だったんですね。
56歳はまだまだ若かったですよね。
i-podを発表するジョブス、晩年の姿
若いころ放浪していた彼
これだ!ジョブズは見つけた
自宅を改造しアップル社?を立ち上げたのだが…
運命の出会い、彼がやって来た
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