anttiorbの映画、映像の世界

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赤いアモーレ

2004年作品、セルジオ・カステリット監督、ペネロペ・クルス主演。

バイク事故を起こした少女が病院に担ぎ込まれた。 同じ病院で外科医をする彼女の父ティモーテオ(セルジオ・カステリット)は、娘が瀕死だと聞いて愕然とする。 担当外科医はもちろん同僚だったが、難しい手術になるだろうという険しい表情の中、全力を尽くすと約束をしてくれる。
迎えの部屋で彼は手術中待っていた時、ふと窓の外を見ると、見慣れたバッグを持ち、赤い靴を履いた女性が雨の中イスを持って来てこちらに背を向けて座るのだった。 一瞬驚くティモーテオ、彼はふと15年前に失った愛の出来事を思い出し始める。
それは、ある夏の日、ローマ郊外の貧しい町で、往診の帰りに車の故障に見舞われたティモーテオは、近くの食堂に入り、一服をしてどこか修理ができるところはないかと尋ねる。 そこで働いていた女性・イタリア(ペネロペ・クルス)に、修理できる店を紹介してもらう。
病院に連絡を取ろうと思ったが、ちょうど修理業者に頼みに行った帰りにイタリアと再会する。 彼女の家の電話を借り、一服をして、業者に車を見てもらう事になった。
そしてもう一回、彼女の家に電話を借りに行ったとき、衝動的にイタリアを抱いてしまうティモーテオだった。 その後も彼女との密会を重ねるようになった。
ティモーテオにはジャーナリストとして活躍する美しい妻エルサ(クラウディア・ジェリーニ)がいたが、二人の間には子供がいなかった。 まったくタイプの違うイタリアとエルサ、このままではいけないと思い、イタリアと別れる気になるのだが、彼女に会ってしまうとそれもできなくなってしまう。
どうやらイタリアを本気で愛するようになってしまったようだ。 そんな時、イタリアの妊娠が発覚する。 これを機にティモーテオは真実を妻に打ち明けようと決心するが、皮肉にもエルサもまた妊娠していた。 事態を察したイタリアは、ティモーテオに黙って中絶の道を選ぶのだった…

監督はセルジオ・カステリネット、「ある愛へと続く旅」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14950563.html でもベネロペとコンビを組み、監督自身が出演しています。
そして監督作品の脚本は彼の妻のマルガレート・マッツァンティーニがこの作品も担当していますね。
主演はペネロペ・クルス、彼女のイメージ―はやはり美貌からくる肉欲感でしたが、カステリット作品では、悲しく儚い役を演じつ傾向にあります。 今作もどちらかというと日陰の女性役でした。
始めは衝動的に半ばレイプ同然でSEXしたティモーテオ、もちろんその場限りでもう会う事もないという高圧的な考えと、車の故障、暑さといら立ちからの行動だったんでしょう。 お互い暗黙の了解という男の性みたいなところ、男という生き物はこんなもんです(^^)
しかし真面目な医師である彼は、そんな普通なら出会わないイタリアが新鮮だったし、だんだんかわいく思えてきて、いつしか妻よりも愛するようになっていく自分に気が付くんですね。
これは大変悲しく切ないお話。 せめて娘は助かってほしいという気持ちで見ていました。

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娘が事故に遭い病院に

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外には一人の女性が、雨の中に

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昔ある日、外出中に車が故障

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彼女に救われ

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関係を持ってしまう

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もちろん彼には妻がいた

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