anttiorbの映画、映像の世界

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シャークトパス VS 狼鯨

2015年作品、ケビン・オニール監督、キャスパー・ヴァン・ディーン、キャサリン・オクセンバーグ、イギー・ポップ出演。 

ドミニカ共和国で、船上葬儀のために船を貸し出していた船長レイ(キャスパー・ヴァンダイン)と助手のパブロ(ジョージ・エドゥアルド・デロスサントス)は、触手を持つ謎のサメの襲撃を受けた。 留置所に入れられるが保釈金を払う余裕も無く、借金をして外に出るレイ。
そしてお金を借りた相手であるブードゥー教の神官フランソワ・タイニー首長(ウィリアム・サイモン)から、シャークトパスの心臓を手に入れるよう命令される。
一方、DVなどの問題を起こした元野球選手フェリクス・ローザ(マリオ・アーテューロ・ヘマンズ))は、遺伝子操作での若返り治療のためにラインハルト博士(キャサリン・オクセンバーグ)の元を訪ねる。
彼女はローザにシャチのDNAを体内に注入するが失敗、そして死んでしまう。 死体を遺棄するラインハルトだったが、死んだと思われたローザは海中でゾンビとして蘇るとラインハルトの元へ。 そして体は変化し続け、月が影響を与えて狼鯨(ホエールウルフ)に変貌した。
レイがシャークトパスの目撃情報を伝えていたニータ警部補(アカリ・エンドー)は、実際にシャークトパスに遭遇し、成り行きでレイの船に。 すぐにシャークトパスと遭遇したものの、ニータが海に落ちてしまう。
彼女を助け出した時、海中でシャークトパスは狼鯨と戦っていた。 船が故障してしまい修理をするパブロ、レイとニータはいいムードになるのだが。
しかしシャークトパスは、着々と被害者を増やし続けていた。 やがてニータは現場へ呼び出され、船を飛び出すのだった…

前作 「シャークトパス VS プテラクーダ」 
http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13470447.html から早くも続編ですね。 これはテアトル系の 『未体験ゾーンの映画たち2016』 で上映されたそうです。
監督も前作に引き続きケビン・オニール、しかし何と言ってもこの一連のシリーズは、ロジャー・コーマン製作なんですね。 「低予算映画の王者」 「B級映画の帝王」英語だと"King of the Bs"、"The Pope of Pop Cinema" と言われているそうですね。
まあこの世界観を一回見てしまうと、病み付きになる。 こういう低予算作品を見ていると、息子がにやにやして寄ってきて、難癖をつけに来ます(^^) そして最後まで見る場合と、途中で去っていく場合がありますが、面白いかどうかとは違う基準のようです。
物語は、さらにパワーアップして、陸上でも暴れることができるようになったシャークトパスに、鯨と狼のハーフのゾンビ生物の戦いです。 一度は死んだ若返り治療で失敗した男がなぜか奇怪な姿に?
細かい突込みをしてしまうとこういう作品は台無しなので、そういう事もありそうと思って観て行き、そしていよいよ対決に。
まあCG技術とかいろいろありますが、次はどんな対決になるのか?そういう視点で見る怪獣作品シリーズですね。

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生きていたシャークトパス

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レイたちが金を借りたブードゥー教の神官フランソワ・タイニー

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狂気の実験を行うラインハルト

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そして2体の怪物を目にするレイ

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ぶつかり合う2体

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