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マンデラ 自由への長い道

 
1918年7月18日にトランスカイのウムタタ近郊クヌ村で、テンブ人の首長の子として生まれた少年ネルソン、彼は大人になるための儀式を受け、これからは一人前の男として、生きることを約束した。
人種隔離政策“アパルトヘイト”によって、少数の白人たちが社会を支配し、黒人たちがその圧政に耐えていた南アフリカ共和国。 弁護士として働いていたネルソン・マンデライドリス・エルバ)、彼の主張は、黒人も白人もない、平等の精神で裁判に臨んでいたが、白人である裁判長は、図らずも白人優遇の進め方をしていた。 また白人は、黒人と同じ場所で裁判に臨むことさえ、嫌うのだった。
マンデラは、妻・エブリン(テリー・フェト)との間に息子がいて、弁護士としての生活はそれなりに安定していた。また黒人から人望もあり、弁護の依頼はいつもひっきりなしにあった。
アフリカ民族会議(ANC)は、アパルトヘイト政策の南アフリカでは、非合法団体であったが、人種差別を歌う国に対して、抵抗運動をしていた。
組織の指導的立場の、ウォルター・シスル(トニー・キゴロギ)達は、マンデラを何とか組織に入れることを望み彼に接触する。 しかし初め彼は弁護士の仕事を優先し、組織に入ることを拒んでいた。
しかし国家は、黒人が乗るバス料金を不当に上げ、圧政を強いていた。 ANCはバスに乗らないで、駅まで歩いて行くというストライキを民衆に訴え、大きなうねりとなっていった。
それを見たマンデラは決心した。 しかし彼の生活はANC中心となっていき、妻との間には大きな溝ができていった…
 
ネルソン・マンデラの自伝の映画化は、大きな作品としては3回目ですね。 過去2作はまだ未見なので、いい機会ですから過去作も見ようと思うきっかけになりました。
主演のイドリス・エルバは最近だと「ゴーストライダー2」 「プロメテウス」 「パシフィック・リム」とSF作品が多かったですが、社会派作品でも存在感がありました。
始めは非暴力で行っていた自由への戦いですが、非武装市民に対する虐殺から、いよいよ彼は、反撃を決めます。
そして国家反逆罪で捕まり、死刑まで覚悟しますが、終身刑となります。 白人側は殉職することによる、黒人勢力の暴騰を危惧したんでしょうが、彼を死刑にしなかったのは、支配者側には痛恨の極みだったかもしれませんね。
もちろん世界は人種差別廃止、人権主義、民主主義、平等選挙の流れはあるにしても、あそこまで劇的に一気に黒人大統領当選まで行ったのは、最後マンデラの神格化と彼の政治的手腕でしょうね。
妻であり、同志となる2番目の妻ウィーニーにナオミ・ハリスが起用されていますが、彼女もまた過酷な戦いを強いられるところは心が痛いです。
アパルトヘイトが崩壊寸前となり、勝利目前の時、マンデラは火がついてしまった黒人達をどう止めるか、一番の決断シーンは大変面白かったです。
色々勉強になった作品でした。
 
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バスボイコット運動の次は、黒人たちによる地下鉄占拠行動だった
 
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2番目の妻ウィーニーと出会い再婚する
 
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逮捕され、裁判で終身刑となり喜ぶ夫妻だが・・
 
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しかし、待っていたのは過酷な地での過酷な労働だった
 
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ネルソンがいない間、ANCを引っ張るウィーニー
 
 
 
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