anttiorbの映画、映像の世界

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遊星からの物体X ファーストコンタクト

2011年作品、マティス・ヴァン・ヘイニンゲンJr.監督、メアリー・エリザベス・ウィンステッド主演。
 
雪上車がある地点に向かっている。 何かの信号が出ているというところにだ。 突然走っている氷が割れ車は落っこちて行った。 割れ目の狭さで止まったが、底が見えない。
コロンビア大学の考古生物学者ケイト(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)の所に現れたのはサンダー・ハルヴァーソン博士 (ウルリク・トムセン)だった。 今から48時間前に南極で驚異の発見をしたという連絡が入り、これから現地に行くと言うのだ。 ついては古生物の専門家の君に来てほしいと言う依頼だった。 問答無用と言う感じだったが、彼女は了承した。 博士を連れて来たアダム・フィンチ (エリック・クリスチャン・オルセン)に彼女は一体何が見つかったのか? どうしてそんなに急いでいるのか? と聞いても知らないと言う。
サム・カーター(ジョエル・エドガートン)とデレク・ジェイムソン(アドウェール・アキノエ=アグバエ)のふたりが操縦を受け持ちグリッグス(ポール・ブローンスタイン)との6人でノルウェー基地に乗り込んだ。
着くとすぐに隊長のエドヴァード・ウォルナー(トロンド・エスペン・サイム)から現場に来てほしいと言うことで向かうことになる。 そこで見た物は信じられない物だった。 巨大なUFOだったのだ。 そこから信号が出ていたらしい。 そしてもう一つ、氷の中に生物らしい死骸があったのだ。
それを取り出し、基地に運ぶことになった。 彼女は半日で取り出せると言い、早速作業に取り掛かるのだった。 基地に戻り作業手順の確認をするのだが、博士は情報漏えいを気にしていた。
やっとのことで運び込まれた氷漬けの生物、ドリルで穴をあけ、生物の細胞を抽出した。 それはやはり未知の生命体の物と解った。 そして氷が解け始めてきた。 デレクが氷を身に来たその瞬間、中の生物が飛び上がった。 そう生きていたのだった。
すぐさま、皆に報告したが、もう生物の姿はない。 基地内にいるはずだ。 そして探索が始まった。 しかしこの生物は恐ろしい生物なのをまだ誰も知らなかった…
 
前作からおよそ30年、アメリカ基地での惨劇の前段階で起こったノルウェー基地での出来事を描いた作品でした。 時系列ではこっちが先になっています。
ということでこの作品はいかに’82年版に近づけられるかがキーポイントになっています。 また、映像手法が今の方が優れているところを、いかに違和感なくするかも見どころでした。
一応順番として旧作から見ましたが、これはジョン・カーペンター版に対してちゃんとリスペクトしており、設定を上手く繋げていましたね。 ラストもちゃんと繋がり、それでもってさらにスピンオフも可能な感じで仕上がっていました。
この物語は一応ケイトが決着をつけるところで終わりですが、アメリカに繋がっていくところはエピローグ的になっています。 さらなる続編を作っても面白いとは思いますが、ここで終わってもいい感じでもありますね。
ノルウェー語が飛び交うので、ノルウェー人の俳優さんたちが多く出演しているということですが、有名俳優さんたちらしいです。 そのあたりはさすがにわかりませんが、演技を見ていると納得しますね。
本当は劇場で見たかったんですが、上映館が少なくDVD鑑賞になってしまいました。 見応えばっちりでした。



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ケイトに博士を紹介したアダム

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アメリカからのメンバー・カーター

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奴が蘇った、そして乗っ取られていく


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そしてクライマックス、UFOの中

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戦うケイト

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