今から12か月前、物騒な酒場に一人で入ったトーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティッジ)。 彼の首には懸賞がかけられていた。 隙あらば狙おうとする輩がいる中で、魔法使いの灰色のガンダルフ(イアン・マッケラン)が現れた。 彼に怯える荒くれ者たち。 オーケンシールドはドワーフの王国再建をめざし、灰色のガンダルフの誘いに乗るのだった。
そして今、13人のドワーフたちとともに、巨大な竜スマウグ(声:ベネディクト・カンバーバッチ)に奪われたドワーフの王国エレボールを取り戻す旅に出たホビット族のビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)。 目印は「はなれ山」、そこにスマウグが住み着いているのだった。 しかし彼らを必要に狙うオークの追手に見つかってしまった。
ガンダルフの機転によりある家に逃げ込んだ。 途中から彼らを追いかけているのは巨大で、獰猛なクマだった。 間一髪その家に逃げんだ一行。 いったいここは誰の家なのか? ガンダルフが言うには「ここは今追いかけてきた大熊の家だ」 熊に変形する獣人の唯一の生き残りのビヨルン(ミカエル・パーシュブラント)の家だったのだ。
オークはその家を包囲していたが、大熊がいるので手を出せない。 夜が明けるとビヨルンは人間体に戻った。ガンダルフはここを脱出するには、何か乗る物がいると言い、ビヨルンの家畜と馬を借りるのだった。
目指す「はなれ山」に行き、オークを撒くためには、ミークの森を突っ切る以外にない。 しかしビヨルンはその森は危険と忠告をするのだが。 危険は承知の旅、オーケンシールドはその森に入っていくのだが、直前にガンダルフは別行動をとることになる。 そして13人は不気味な森の入っていくのだった…
3部作の2本目というのは、えてしてこういう結末になるという典型的な作品でした。 1作目からそんなに時間は掛けないで2作目は大したものです。http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8184720.html
物語としては、やはりピーター・ジャクソンですね。 次の展開を貪らせる面白い話ですが、なかなか長い物語ですから、どこで切るかが難しかったのかなと思いました。
さて今回やっと出てきたという感じで、森のエルフの王国レゴラス(オーランド・ブルーム)が出てきてぞんぶんな活躍をしますが、エルフの女戦士のタウリエルが良かったですね。 演じているのはエヴァンジェリン・リリー、ドラマ「LOST」に出演、映画では「ハート・ロッカー」にも出演していますが、弓矢を武器にするこの一族、かっこよかったです。 もちろん次回作も登場する予定です。
おそらく来年公開予定の3作目ですが、早く日本公開をするべきでしょう。 間をおかない方がいいと思います。