2021年作品、SABU 新城毅彦 山下敦弘 森義隆 真利子哲也 久保茂昭監督、佐野玲於 関口メンディー 白濱亜嵐 中務裕太 片寄涼太 小森隼 醍醐虎汰朗 阿部純子 村上淳 門脇麦 坂井真紀 山田真歩 久保井研 筒井真理子 ステファニー・パーク 藤井武美 板倉武志 ルナ 聡太郎出演。
「水のない海」 これは今より少し未来のお話。人見知りの青年・ユキオ(小森隼)は料理の宅配サービス員。唯一の話し相手が人工知能音声アシスタントのOS(伊藤かな恵)だ。ある日配達に訪れると、ジェニ(ルナ)とスケコマシ男・MG(聡太郎)が言い争っていた。その後、また彼女から依頼が入る。中国語を話し、言葉が通じないジェニに気圧され部屋に呼ばれたユキオは、彼女の描いた未完成の絵に心を奪われる。OSはジェニの辛い過去をユキオに教えるが、ユキオは彼女に関わろうとしない。OSはユキオのため、ジェニに関わるナビを開始する。
「BLUE BIRD」
兄のケンジ(佐野玲於)と弟のジュン(醍醐虎汰朗)は何をするにも一緒だ。お揃いに青く染めた髪とパンクファッションで、拾ったスクーターを運びながら互いに夢を語り合う。だが、ジュンが突然頭に激痛を訴え倒れてしまう。病状を告げる医師の言葉を受け入れられないケンジは、顔面包帯だらけで横たわるジュンを連れて逃げ出した。ところが、連れてきた包帯の男は人違い。急いで病院に戻ると、病室の前では悲しそうな医師と看護師たちがケンジを待っていた。
「真夜中のひとりたち」
バス停で佇む青木(関口メンディー)のそばに、女性が引き出物の袋を置いて立ち去った。その女性・里実(阿部純子)は想い続けていた初恋の相手の結婚式に出席した後だった。追いかけてきた青木が誰かに贈るはずだった婚約指輪を持っているのに気が付いた里実。青木もまた想い人の式の帰りだった。行き場を失った指輪を質屋に入れ、青木を誘って東京の街を歩きだす。ふたりで歩きながらも、孤独を感じる青木と里実。共に、愛しい人を失った者同士である青木と里実は、深夜の東京を彷徨い続ける。
「言えない二人」
大学生のあゆむ(白濱亜嵐)は友人の慶介からのお願いに困っていた。慶介の彼女・柊子(門脇麦)にあゆむの口から慶介が別れたがっていると伝えてほしいという。慶介に内緒で、柊子が彼の誕生日プレゼントを買いに行くのに一日中付き合うあゆむだが、慶介に一途な様子の柊子を見て話を切り出せずにいる。だが、柊子は慶介の気持ちが他の女の子に移っているのに気づいていた。
気丈にふるまう柊子に、あゆむは己の気持ちを隠したままでいたが、終電の時間は刻一刻と迫っていく。
「怪談満月蛤坂」
老舗料亭「松月楼」の若手料理人・良介(中務裕太)は、ある夜蛤坂で見知らぬ女と出会う。妖艶な色香の女(山田真歩)と良介は一夜を共にする。それから、良介の体に奇妙な変化が訪れた。魚の臭いが急にきつく感じ厨房の仕事ができない。さらに三週間後、良介の腹はまるで妊婦のように膨れ上がる。困り果てた良介は蛤坂であの女を待つが、現れた女の腹もはち切れんばかりに膨れていた。松月楼の女将(筒井真理子)は、その女は200年前料亭にいた、たみという仲居の幽霊だと良介に告げる。
「COYOTE」
晴人(片寄涼太)はオリンピックのチケットを買いにシカゴから突然日本に帰国する。恋人のハナ(ステファニー・パーク)は驚くが、二人の仲は良好だ。そんな中、新型コロナによる異変は起こった。ハナの所属する人形劇団の公演は中止になり、二人の愛犬・サーヤが野生のコヨーテに殺されてしまう。一方晴人は幼馴染のマイ・ケンタ夫婦(藤井武美・板倉武志)の家を訪ねる。緊急事態宣言が発表されるが、晴人はその事を知らないまま。その夜、ケンタたちとバカ騒ぎをする晴人に傷心のハナから電話がかかってくるが、晴人は彼女の様子に気が付けずにいた。
さて第4弾です。今回は6篇で六人の監督です。SF、怪談、恋愛、コロナ禍、テーマは色々でしたね。近未来の“水のない海“がなかなか爽やかでしたね。ルナ表記の藤本ルナが私は好印象でした。3ヶ国語を話せる国際的女優に成長しつつある、今後さらに注目ですね。
そして怪談の“満月蛤坂“はなかなかのお話でしたが、怖いというよりも、いいお話でしたね。
今のところ新作は作られていませんが、また機会があれば新作ができたらいいですね。










