2008年作品、坂口拓監督、植田浩望主演。
「人間の運命はあらかじめ決まっている、いくらあがいても変えることはできない」 ある休日の昼下がり。 郊外のハイウェイで茂雄(吹越満)、康子(荻野目慶子)、高校生の麻美(中島愛里)、小学生の良太(小杉彩人)の一家は、ミニバンでドライブを楽しんでいた。
しかしそこに突然男が飛び出してきた。 白い服を着た男・相原(いしだ壱成)が銃を構えて道を塞ごうとしたのだった。 間に合わず撥ねてしまったが、相原は立ち上がってきた。 こちらに銃を向けたその時、黒い服を着た男・次郎(植田浩望)が現れ、相原に何発も発砲する。 さらに赤い服を着た女・理沙(夏目ナナ)が、一家に向けて銃を向ける。何が何だかわからない家族だが、明らかに彼らはこの男女は危険なことだけはわかった。
どうやら二人は犯罪者で、逃げているらしかった。 3人は逃走中の強盗犯で、仲間割れをしていた。 次郎の命じるまま、車は立入禁止となっている山道へ進んでいく。
すると突然カーナビの画面が赤く染まり、タイヤがパンクしてしまう。 そして、茂雄は一人車を調達しに村に行ってくることにするのだが、途中引き寄せられるように不気味な墓地に足を踏み入れてしまう。
そしてそこから刀を掘り出すと、なんと自分で首をはねてしまった。 茂雄の血がそこに流れると、墓から鎧を着けた武者・サムライゾンビが蘇る。
そして家族の方に向かい始めるのだった…
キャストが結構豪華なB級ホラーです。 ゾンビと言ってもウジャウジャ出てきません。 じっくりと鎧武者が追ってきます。
監督の坂口拓は「極道兵器」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8173920.html で監督をしましたが、多くの作品で、アクション担当をしています。 もちろん役者としてもしっかりアクションができますし、この手の作品は彼も良さが十分発揮されるところですね。
冒頭のセリフがラストに生きてくる結構面白いゾンビ作品でした。
次郎が立ち向かうのだが
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