anttiorbの映画、映像の世界

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へんげ

2011年作品、大畑創監督、森田亜紀、相澤一成、信國輝彦出演。

なかなか寝付けない門田恵子(森田亜紀)、彼女はある不安を抱えていた。 それは夫である、吉明(相澤一成)を度々見舞う奇妙な発作だった。
吉明は自分の治療をしているビデオを見ているが、効果はなかった映像だった。 妻は観る必要のないDVDは割ってしまおうとする。 体を弓なりにしならせ、野獣のような咆哮をあげる夫の姿を見るたび、妻の恵子は例えようのない戦慄に襲われる。
3日に一度くらいに襲ってくる発作。 吉明の医大時代の後輩である坂下(信國輝彦)が翻訳の仕事をくれるが、彼はカウンセリングもしてくれる。 “無数の蟲に意識を乗っ取られるような” 吉明の病状はさっぱり解決方法、治療方法はないのであった。
発作が起きると縛っておくほかはない。 しかしある日決定的なことが起こった。 体の一部が悍ましい姿になったのだ。ただ、発作が終わると元に戻っていた。 吉明は変形した姿の記憶はなかった。
そしてそれはだんだんひどくなっていくのだった。 携帯でその映像を撮っておいた恵子は、医学的な症状の証拠といい、本格的に調べてもらうことを提案したが、吉明はそれを恐れていた。
そして次の坂下のカウンセリングの時、坂下の目の前でも変異が起こった。 そして坂下と恵子は吉明を研究機関に連れ出すことにした。 また吉明は発作の時に何か得体のしれないセリフを言うことがあった。 二人は示し合わせて吉明を入院?させた。
しかし恵子の不安は収まらなかった。 そしてある日外出から帰ってくると玄関の鍵が開いていた。 吉明が帰って来たのか? 恐ろしくなり彼女が鍵を変えた。 やはり吉明は脱走したのだった。
そして彼女は吉明を愛するあまり家に入れてしまった。 しかし吉明はもう取り返しのつかない状態になっていたのだった…

ホラー?それとも…という作品でした。 結構こういう作品は私は大好きなんですが、54分という短い尺なので、気軽に(^^)見れる作品です。
しかしエンディングを見たときにこの作品を受け入れられるかどうかが分かれる話でした。
?という人もいるでしょうけど、私はありでしたね。 でもやるならもう少しその後まで描くべきではと思います。 ほとんど3人の物語で、途中でてくる霊媒師役の女性役の柳有美さんくらいがほかのキャストですが、謎の残る展開でしたね。
続編なり、長編も見たいタッチの作品でした。

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夫の苦しみがやがて…

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体が一部変形してしまう

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映像を記録し



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坂下に相談をすると

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入院させるが帰ってきてしまう夫

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