2012年作品、エイトール・ダリア監督、アマンダ・サイフリッド主演。
ジル(アマンダ・セイフライド)は妹のモリー(エミリー・ウィッカーシャム)との二人暮らし。 彼女は森の中を歩いている、たった一人で。 どうして一人で森を歩いているのか?
ジルは午後に出かけ格闘技系のジムに行き、その後ウェイトレスをして、帰ってくるのは明け方。 実は彼女は1年前に誘拐されて、奇跡的に生きて帰ってこれたのだった。
家に帰ると、モリーがいない。 荷物、学校の教科書、色々モリーの持ち物を調べ、そして彼女は警察に行く。 顔を知っている刑事・パワーズ(ダニエル・サンジャタ)を訪ね、妹がいなくなったこと、そして自分と同じ犯人が帰ってきて、自分の代わりに妹がさらわれたと説明をして、捜査をお願いするのだった。
しかしレイ・ボーズマン警部補(マイケル・パレ)は、「今日は金曜日、月曜になっても帰ってこなかったら、探してあげるよ。 大人が理由を言わずいなくなるのはおかしなことではない。 彼氏と一緒じゃないか?」 と、冷たく言い放ち、ジルには冷たい態度をとるのだった。
もちろんバワーズも同じ態度だった。 ジルは1年前に誘拐されたことを警察は信じていないのだった。 それはジルが落とされた穴、そこで見た行方不明者の骨を発見できなかったからだった。
アマンダ・セイフライドは「レ・ミゼラブル」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8082617.html で脚光を浴び、そのためにこの主演映画が全国公開になったんでしょうかね。
「ジェニファーズ・ボディ」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7820351.html での演技も良かったし、この作品でも誰も信じない中、必死に妹を探す彼女の演技は良かったですね。
ミステリー色の強いスリラーですが、四面楚歌の中の彼女の必死さと、彼女の機転により物語は展開を見せていきます。 ほとんどアマンダの一人舞台の作品ですので、派手に車が壊れるとか、銃撃戦があるとかではないのですが、一つ一つ真実を確かめていくところと、いかに警察が彼女の邪魔をするかが絡み合って面白い話でしたね。
意外と強いアマンダでした。
ジルはモリーと二人暮らし、仲の良い姉妹だ
妹が消えた、そして二人に相談に行くが
相手にされない
彼女自身が誘拐されたことをだれも信じていないから
銃を手に彼女はたった一人でモリーを探し始める
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