anttiorbの映画、映像の世界

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パンドラム

2009年作品、クリスチャン・アルヴァート監督、デニス・クエイドベン・フォスター出演。

2009年、人口67億6000万人、2153年、惑星タニスに探査機着陸、人口243億4000万人、この時点で水と食料の不足が慢性化となる。 
西暦2174年、資源の争奪戦が頂点に達する。 地球は滅亡の危機に瀕していた。そして宇宙船エリジウムが打ち上げられた。 人類は、地球と同じ環境を持つ惑星タニスへの移住を計画する。 6万人の選ばれた人々が乗り込んだ宇宙船だった。
バウアー伍長(ベン・フォスター)が冷凍睡眠から目を覚ます。 冷凍睡眠から覚めると元の記憶が戻るまで時間がかかると言われている。 自分の名前は刻まれていてわかるし、睡眠から覚める順番はわかるのだが、今がいつで、どのあたりにいるのかはわからない。 ここが宇宙船のどこかも。
同じく冷凍睡眠中のペイトン中尉(デニス・クエイド)を見つけた。 どうやら電源が消失しているらしく、何らかの異常が起きたらしいことはわかった。
ほどなくペイトンも睡眠から覚めた。 ペイトンに今の状況を話し、機械が全く動かないので、バウアーが調査に行くことにした。 ペイトンは当座の電源を主導で起動させた。 この部屋だけはスイッチが入った。
そしてまず自分たちがフライトチーム005ということがわかった。 5番目に解凍されるということだった。 いったいほかの乗組員はどうなっているのか? 
004が先に目覚めているはずだが、連絡が無いのはどういうことなのか?
バウアーは暗い中、排気口の中を進み、原子炉を目指すことになった。 
バウアーはところどころに人がいた痕跡を見つけた。 しかし暗い中どう進んだらいいかわからないので、穴に落ちてしまったが、そこで死体を見つけた。
落ちたところは荷物置き場だった。 進むと人影を見つけた。 追っていくとそれは女で襲いかかってきた。 しかしそれだけではなかった。 見たことのない獰猛な人型の怪物が追いかけてきた。
どうやらさっきの死体はそいつにやられたらしい。 いったい奴らは何者なのか? 謎の女の正体は? この宇宙船はどうなってしまったのか?・・・

これは結構面白かったですね。 今から40年後には人口が4倍になっているなんて、考えただけでもいやですね。 そうなったら、こんな風にほかの天体に移住するような発想になるでしょうね。
冷凍睡眠から目が覚めると記憶のほとんどが消失している設定が、なかなか面白く、本当に惑星タニスがあるのか、また得体のしれない怪物が出てくる閉鎖空間なんかは、懐かしの「エイリアン」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6726433.html を想像させ、結構ゾクゾクします。
プレデター」 みたいな要素もあり、色々詰め込んでいる割には、いろんな設定の絡ませ方が上手くできていました。 オチもそこそこで、実は宇宙船は…というところも良かったですね。
ほとんど知らなかった作品ですが、ベン・フォスターの起用も良かったのではないでしょうか。 私にとっては掘り出し物でした。



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冷凍睡眠から目覚めると・・

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同じように目覚めた伍長

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宇宙船が様変わりしている中

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得体のしれない人間体に襲われ

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戦いも始まる

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