anttiorbの映画、映像の世界

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ハンサム★スーツ

2008年作品、英勉監督、塚地武雅主演。

大木琢郎(塚地武雅)33歳。 彼のあだ名はブタロウ。 琢の字が豚に似ていて太っているからついたあだ名。 両親は彼が生まれてすぐに離婚。 母のサキが定食屋・こころ屋を営んでいたが、亡くなったので修業のイタリアから戻ってきて店を継いでいる。
腕はいい。 しかしいかんせん不細工な男。 今までモテたことは一度もない。
そんな彼にハンサムスーツを着せようとしている男たちがいた。 
こころ屋にはいつも開店前から常連が並んでいる。 450円の定食はいまどき無いし、味も上手い。 従業員のヨネさん(ブラザートム)がいるが、いつも満卓、店は繁盛している。
そこにアルバイトをしたいと言う若い女性が来た。 彼女は星野寛子(北川景子)というのだが、綺麗な女性。 なぜこの店に来たのか? 初めはこんなかわいい子がうちの店には・・と思って断るのだが琢郎がくしゃみをしたときに逃げなかったので、採用になった。
明るくよくできた寛子だったが、ある日琢郎が告白した時に急にやめてしまった。 そしてその後、友人の結婚式に出席するために紳士服専門店に行ったときにある不思議なスーツを見せられる。
それは着るとハンサムに変身してしまうという着ぐるみに似たスーツだった。 それを着てある操作をすると、あれま!ハンサムな男に早変わりしてしまった。
そして彼は光山杏仁(谷原章介)と名乗り別の人間として歩くようになり、そしてモデルとしてスカウトされてしまうのだった…

もう5年前の作品なんですね。 ミシュランみたいなスーツを着てハンサムに。 世の不細工な男性が喜ぶ夢のスーツですね。
でも唯一の欠点が。 まあそこは見てのお楽しみですが、ドランクドラゴンとして芸達者な塚地も、谷原章介も、上手く二人が生きている作品でしたね。
原作小説を鈴木おさむが書いているので妻の森三中の大島がいい役で出ています。
すぐにラストの落ちが解ってしまう作品ですが、それでも展開の面白さにやはり最後まで楽しめる作りになっていますね。
こういうお笑いの人が主役をやるハートフル作品は大好きなので、息子と二人で見ていましたが、ちょっと勉強の邪魔をしてしまったかもしれません。
またエンドロールの後におまけがあり、そこを見逃すとちょっと惜しいかもしれませんね。 涙は出ませんが、ホンワカと暖かくなる作品でした。


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店は大繁盛しているが

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なんと彼女がアルバイト応募に

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そして店は活気が

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しかしあるものが

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そして変身する琢郎


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