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メリー・ポピンズ

1964年作品、ロバート・スティーヴンソン(実写)・ハミルトン・S・ラスク (アニメ)監督、ジュリー・アンドリュース主演。

空高く漂う雲の上に乗っている女性、大きなバッグと傘を持っている。 風の向きが変わった。
1910年。 ロンドンでも美しい桜通りに住むバンクス氏(デイヴィッド・トムリンソン)は銀行家、妻のウィニフレッド(グリニス・ジョンズ)、娘のジェーン(カレン・ドートリス)、息子のマイケル(マシュウ・ガーバー)と家政婦のエレン(ハーミオン・バドレー)とコックのブリル(リタ・ショウ)、そして乳母のケイティ(エルザ・ランチェスター)と暮らしている。
その日ウィニフレッドが帰ってくるとケイティが辞めると言い出している。 どうにもなつかないジェーンとマイケルに嫌気がさしたというのだ。
この日も無断で出かけていまだ帰ってこない。 入れ替わるように帰ってきたバンクスはすぐに新しい乳母を雇うことにして、彼なりの条件を考え、タイム誌に乗せようとすると、子供たちが求人の条件の紙を持ってくる。
子供たちは自分の夢にぴったりの、優しくて、美しい、親切で若い人が希望というが、バンクス氏は紙を破り捨て暖炉に入れてしまった。 しかし不思議なことにその紙は煙突から外に飛んで行ってしまった。
次の日、乳母希望の女性たちがバンクス氏の家の前で行列になっていた。 しかし不思議なことが起こった。 急に強風が吹き、並んでいた女たちは吹き飛んでしまった。 そこに現れた女性、なんと破り捨てた紙を持って応募してきた。
たった一人の応募者なのでバンクス氏はしぶしぶ了承した。 彼女の名はメリー・ポピンズジュリー・アンドリュース)。 早速、彼女は子供たちの部屋に行き、片づけをさせるのだが、またまた不思議なことに指を鳴らすと自然と片付けができるのだった。
そんな魔法に驚く子供たち、すっかりメリー・ポピンズを好きになった二人との楽しい生活が始まった…

色褪せない名画、今回は 「メリー・ポピンズ」 でした。 ディズニー作品のいいところが詰まった作品ですが、ダンス満点のミュージカル映画としてもクオリティの高い物語です。
冒頭のバートを演じるディック・ヴァン・ダイクのダンス、彼の楽しそうな表情を見るだけで、楽しくなり引き込まれるところですね。 彼のダンスはこの作品を通してありますが、冒頭のところと、煙突掃除人たちとの華麗なダンスは秀逸ですね。
真っ黒になりながら煙突を掃除する職人たちが、元気いっぱい踊るところが、誰の心も明るくするいいシーンですね。
そして彼らの真っ黒な顔の楽しそうな表情が、最後のバンクスの決心に繋がっていきます。 
たったの2ペンスがバンクス一家の人生を変えるのですが、そんな夢のファンタジー作品でした。 こういうミュージカル作品を観ると、サントラを聞きたくなりますね。(10時)


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彼女は雲に乗ってやって来た

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そしてある家の前に

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そして二人の乳母さんに

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バートと楽しいダンス

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二人の子供たち、バートと楽しいひと時

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