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脳男

2013年作品、瀧本智行監督、生田斗真主演。
 
監禁されている中年の女、容赦なく舌を切り落とされる。 切り取るのも女だ。 
精神科医・鷲谷真梨子(松雪泰子)は新しい治療法を病院に提案していた。 しかし列席した医師たちの同意は得られなかった。
雨の中バス停まで行くとタッチの差でバスのドアは閉まってしまった。 悪ガキどもが囃し立てる。 しかしそのバスに口から血を流している中年の女が乗り込んだのには誰も気が付かなかった。 そしてその直後、バスが爆発した。 
黒こげになりながら歩いてきた子を抱きしめ、救急車を呼べと絶叫する真梨子。 舌を切られ、爆弾を括り付けられバスに乗り込んだ女は、一連の連続殺人を予告した占い師の女だったが、テレビで挑発的な態度を取ったため、自分が占ったシチュエーションで殺されたらしかった。
今までこの犯人に強気な態度を取った、アナウンサー、評論家たちが同じように殺されていた。 動機不明の異常な事件を担当する刑事の中に、粗暴だが人一倍正義感の強い茶屋(江口洋介)がいた。
なんとか犯人のアジトを突き止めた彼は後輩刑事と踏み込もうとした矢先、中から争っている声と共に爆発が起こった。 そしてなかには一人の男が立っていた。
そして逃走するバイクの音がした。 茶屋は複数犯と思い、男を逮捕した。 そして鷲谷が担当となり、男に尋問、精神鑑定を始めるのだった。
男は鈴木一郎(生田斗真)と名のった。 鷲谷は彼の態度に違和感を覚える。 平均的過ぎる受け答え、正確過ぎる生活行動。 その様子を観察した真梨子は、一郎の過去を調べ始める。 そして一郎の過去を知る男を突きとめたのだった…
 
「脳男」という意味が今ひとつわかりづらいのですが、物語を見ているとだんだんわかってきます。 感情を持たず、傷みも感じない、そんな人間がいるのでしょうか?痛みを感じない男は、 「ドラゴンタトゥーの女」 に出てきますが、感情までとなるとどうでしょうか。
殺伐とした作品ですが、最初からショッキングなシーンの連続です。 しかし今回の犯人は爆薬を自由に操るプロなので、爆発シーンが大きな見せ所になっていますね。
伏線の張り方も良く、作品としては良くできていますね。 今最も売れている二人、染谷将太二階堂ふみがまた重要な役で出ています。 主役こそ生田斗真ですが、二人の存在感も大きいですね。
松雪泰子演じる鷲谷真梨子の必死さが、最後まで何か空しく感じるのは、訳あって、太って動かない母のせいですかね。 彼女の母が出てくるとちょっと暗い感じが漂っていました。
後味のいい作品ではありませんが、結構引き込まれる作品でした。
 
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鷲尾医師
 
 
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ある意味天才だった幼い頃の彼
 
 
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刑事でただ一人追い続ける茶屋
 
 
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恐ろしい二人、しかしある理由が
 
 
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