anttiorbの映画、映像の世界

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ボルベール〈帰郷〉


多くの女性が墓の掃除をしている。 ここは風の吹きすさぶラ・マンチャの小さな村の墓場。
3年半前の火事でともに命を失った両親の、墓所の手入れをする姉妹ライムンダ(ペネロペ・クルス)とソレ(ロラ・ドゥエニャス)、そしてライムンダの娘のパウラ(ヨアナ・コボ)。 そこで会ったのは叔母の友人アグスティーナ(ブランカ・ポルティーヨ)だった。叔母は高齢なのだがまだ健在だった。 叔母の家の前の家が、アグスティーナの家だった。 叔母はパウラ(チュス・ランプレアベ)といい少し呆けてきていた。
彼女たちがお墓の掃除に来たもう一つの理由は、村で独り暮らしをしている叔母を説得してマドリッドに引っ越させるということであった。 しかし叔母はここを動こうとはしなかった。 そしてふとソーレはそこで亡き母の匂いを感じた。
今回はあきらめて帰る3人だったが、叔母の様子を見てもらうよう、ライムンダはアグスティーナに頼んでいくのだった。 
帰ってくると、夫のパコ(アントニオ・デ・ラ・トレ)が会社を首になっていた。 呆れて怒り出すライムンダだったが、夫はその夜、体を求めてきた。 しかし疲れていたのと怒りで相手にしなかった。
そして次の日仕事からライムンダが帰ってくると、バス停で、娘のパウラが待っていた。 何かおかしいと感じたライムンダは家に帰って驚いた。 パコが死んでいたのだった。
実はパコとパウラは血がつながっていなかった事から、パコが義娘に関係を迫ったので、はずみで殺してしまったのだった。 そして悪いことは重なるもので叔母も急死したという知らせが来た。 叔母の葬式は姉に任せ、ライムンダはパコの死体の始末に追われるのだったが・・・

主演のペネロペ・クルスの美しさ、歌のうまさが際立つ作品です。 二つの死と、母との因果関係が複雑に絡まっているのですが、強く生き抜くことでそれを乗り切っていく女をうまく演じていますね。
彼女は国内だけではなく、語学が堪能なので色々な作品にも出演していますね。 彼女の作品はこれからも見ることでしょう。
ストーリーとしてちょっと気になるところは、パコの死体の始末とそれに関する罪悪感ですね。 日本人ならちょっとこのままでは終わらないという展開ですが、そのあたりはあっさりとしています。 まあ殺されたパコは自業自得っぽいのでそれで流した設定なんでしょうが、ちょっと違和感がありました。
ただあまり見る機会がないスペイン映画ですので、これもまた一考かもしれませんね。

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美しいライムンダ

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そして死人が出る


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墓参りをした後のこと


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死体の処理をしなければ

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しかし店に出るといつも通りに振る舞う

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