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瞳の奥の秘密

2009年作品、フアン・ホセ・カンパネラ監督、リカルド・ダリン主演。

初老の男・ベンハミン・エスポシト(リカルド・ダリン)は、小説を書き始めた。 仕事も家族もない孤独な時間と向き合っていた彼は、残りの人生で、25年前の殺人事件を題材に小説を書こうと決意し、久しぶりに当時の職場を訪ねる。
殺されたのは新婚の美しい女性で、幸せな新婚生活を送っていた銀行員リカルド・モラレス(パブロ・ラゴ)の妻で、23歳の女性教師だった。
当時、刑事裁判所でその事件を担当した彼は、現場に嫌々行ったのを覚えている。久しぶりに当時の職場を訪ねる。 出迎えたのは、彼の元上司イレーネ・ヘイスティングス(ソレダ・ビジャミル)。 変わらずに美しく聡明な彼女は、今や検事に昇格し、2人の子供の母親となっていた。
彼女に小説を読ませるのだが、彼はだんだん当時解決したと思っていた事件が、果たして本当に解決したのか、だんだん疑問を持ってきたのだった。
元上司のイレーネは彼がひそかに憧れていた存在だった。 しかし学歴も地位も違う彼にとっては高嶺の花で、告白するなんてとてもできなかった。
ベンハミンには相棒がいた。 パブロ・サンドバル(ギレルモ・フランチェラ)というのだが、彼はアル中だった。 彼の妻も愛想を尽かす寸前で、パブロはそれでも毎晩、いや暇さえあれば昼間でもふらっと飲みに行っていた。 
なかなか犯人が特定できなかった事件だった。 しかしある写真を見て、彼は気付いた。 写真の中でいつも彼女の方ばかり見ている男がいたのだった。 彼女の幼馴染の男だった。 しかし証拠がない。 そして二人は強引な捜査に踏み切りのだったが…

アルゼンチン映画で、第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した作品ということですが、学歴もなく、ちょっとくたびれた中年役にリカルド・ダリン、高嶺の花の上司役にソレダ・ビジャミル
二人の微妙な関係がちょっと日本人には響く作品ですね。 そこに25年前の殺人事件が絡むのですが、その事件自体の結末はちょっとぞくっとする顛末ですね。
執念深く妻を殺した容疑者を追う、夫役のパブロ・ラゴの執念深い演技もいいですね。 この3人は若いころと老け役を両方やっていますが、違和感なく上手くこなしています。 
殺すことより残酷なこと、それが最後に描かれているところが結構恐怖感をあおる作品でした。

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再び過去の事件を掘り下げるベンハミン


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殺人事件だった

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再会するふたり

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そして真相に

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二人の仲は?

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