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ゾディアック

2007年作品、デヴィッド・フィンチャー監督、ジェイク・ジレンホール主演。
 
1969年7月4日、カリフォルニア州バレーホで若いカップルが拳銃で襲われた。 女性の方が迎えに来て彼女の運転だった。 混んでいるところを避け人気のないところに来た二人だったが、そこに通りかかった車から男がおりてきて二人を撃ったのだった。
警察に事件を通報してきた男は、犯人は自分であると言ってきた。 しかし奇跡的に男は一命を取り留めた。 
ロバート・グレイスミス(ジェイク・ジレンホール)は妻と別れ子供を引き取って育てている。 彼はクロニクルという新聞社で、漫画を描いている。 記者からは一段低い身分で、軽く扱われていた。
ポール・エイヴリー(ロバート・ダウニー・Jr)等は、近くによるなとも言っている。
事件から4週間後、新聞社に、去年のクリスマスにハーマン湖で2人、7月4日にバレーホで若い女を殺したという内容の手紙が届いた。 手紙はほかの新聞社にも届いていた。 
グレイスミスは特に意見を求められず、漫画を描くよう言われるだけだったが、彼はこの事件に非常に興味を持っていた。 犯人は何かの暗号のようなものも送り付けていたが、それは誰も解読はできなかった。 これが世に言う 「ゾディアック事件」の始まりだった・・・
 
実際にあった事件ですが、サスペンスというよりも一回の風刺漫画家が半生をかけて謎に取り組むというお話です。
まあ実際の事件ですから結末も知っている人は知っているでしょうから、これは犯人とされたものが途中死んでおり、いまだに確証がないまま今に至っているということです。 しかしこのグレイスミスは後に本を書きそれがベストセラーになるという彼の自伝的というか執念の物語ですね。 
ジェイク・ジレンホールは今から5年前なので25くらいですが、もう一児のパパというのはちょっとかわいそうですが、若いがゆえに突っ走る役にはピッタリでした。
彼はまじめでピュアなイメージがありますが、対照的にロバート・ダウニー・Jrのお高くちょっと世を拗ねた感じは、やはりこれもはまり役ですね。 今回は大金持ち役ではありませんが。
158分の長い尺ですが、ドラマとしての見応えはありましたね。
 
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新聞社での地位は低いロバート
 
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しかしだんだんこの事件にのめり込んでいく
 
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事件の担当刑事・デイヴ
 
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しかし犯人はしたたかだった
 
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だんだんすべてをこの事件に注ぎ込むロバート
 
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