anttiorbの映画、映像の世界

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ロックアウト

2012年作品、リュック・ベッソン監督、ガイ・ピアース主演。

取調室でのらりくらり質問に答える男、彼はCIAエージェント、スノー(ガイ・ピアース)。 取調をしている男(ピーター・ストーメア)がきくたびにまともに答えないスノーはその都度殴られる。
彼は同僚を殺した容疑をかけられている。 その事件のカギを握るアタッシュケースを同僚のメッサに預けたのだが、彼はコールドスリープによる囚人の完全管理、銃火器搭載の自動防衛システム、ソーラーシステムによる半永久稼働の最新設備を備え、500人の凶悪犯を実験的に収容した脱獄成功率0%の刑務所“MS-1”にいるのだった。
時を同じくしてMS-1に大統領の娘が訪問していた。 MS-1は地上ではなく宇宙に浮かぶ究極の監獄だった。 彼女は人道団体を率いての訪問だったが、警護のために銃を持ち込んではいけない規則を破り側近が靴のところに銃を隠して、囚人の面談をし始めた。
しかしその囚人は囚人の中で最も凶暴と言われるハイデル(ジョセフ・ギリガン)だったのが間違いだった。 一瞬のすきを見て銃を盗んだハイデルは、あっという間に訪問者たちを人質にとり、あろうことか500人の囚人解放をさせた。
大統領の娘・エミリー(マギー・グレイス)救出のため、そしてスノーは同僚のメッサ救出、、そして問題のアタッシュケース場所を聞くためにMS-1に向かうのだった…

飄々とした役が似合うガイ・ピアースが嵌っている映画ですね。 舞台は2079年ですが、監獄が宇宙空間にある以外はあまり今と変わらない感じがします。 それだけ現在がだんだん進化?しているのかなって思いました。
ハイデル役のジョセフ・ギリガンのキレた演技が最高でした。 途中で同じ囚人の指導者的立場のアレックス(ヴィンセント・リーガン)との関係が解りますが、そうでなければ同じ囚人でもこんな奴は即抹殺したくなる男でしたね。
色々突っ込みどころはありますが、閉鎖的空間、囚人との戦い、そしてCIAの内部対立、この時代でもアメリカはあり、CIAが存在するっていうところが面白かったですね。
どれだけアメリカってこの世界を支配し続けるんだろうって思いました。 ちょっと悔しい。

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MS-1に向かうスノー

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目的の一つは彼女の救出

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しかし囚人たちの反乱が

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