昭和29年、青函連絡船 「洞爺丸」 が転覆し、乗客、乗員1430名が死亡した。
その横で海に向かって怒ったように石を投げる少年がいた。 顔の左に大きな傷を持っていた。
竜飛において地質の調査に来た阿久津はここに長大なトンネルを掘るためだった。見慣れない男が漁村に来たから、周りは胡散臭い目で最初は見ていた。 老夫婦の世話になり、海底の石を掘り上げ地道に調査を開始した。
すぐ近くの飲み屋のおれん(伊佐山ひろ子)のところへ連れて行ったが、妊娠中のおれんが産気づいてしまった。 細かい事情を聞く暇もなくてんてこ舞いになり、その店で厄介になることになった多恵だった。
しかし阿久津は明石海峡の仕事にも駆り出され、しばらく函館を離れることになってしまった。 阿久津に思いを寄せる多恵は、必ず戻ってきてくれると信じ阿久津を待っていようと思っていた。 しかし阿久津は婚約者がいて、転勤と共に結婚をしたのだった・・・・
ちょうど30年前の映画ですね。 今でこそ新幹線ももうじき通ろうかという青函トンネルを一から通そうとする男たちの物語です。
まだ若い三浦友和が、事故で生き残った少年の成長した後の役で出ており、みな若くはつらつな演技ですね。
北海道と本州を結ぶトンネルを
調査をしているときに自殺から救った女性
しかし工事は困難を極めた
しかし何としてもやり遂げなくてはならない
工事は続けられる