作家のブライアン(デイヴィッド・ドゥカヴニー)は連続殺人事件を調べている。 それを研究し本にするためだ。
恋人の写真家キャリー(ミシェル・フォーブス)と共に連続殺人犯の犯行現場を取材しながら、憧れの地のカリフォルニアまで行くことを計画する。 そこは彼らにとって希望の地なのだった。
しかし今回はコストの関係で、一緒に行ってくれる者を募集した。 やって来たのはどう見ても旅費を払えそうにない貧相な身なりのカップル、アーリー(ブラッド・ピット)とアデール(ジュリエット・ルイス)だった。
アーリーは強盗殺人犯で仮釈放の身。 彼を盲目的に愛するアデールは、保護観察官に見張られながらトレーナー・ハウスの生活を送っていた。
二組のカップルは、全然違う価値観、生活をしている。 初めはお互いの利害があっているという考え方でいたが、キャリーはアーリーの粗暴さに警戒感を抱き始めていた。 ブライアンはじきにな慣れる言ってあまり取り合わない。
しかしアーリーはかっとすると衝動的に行動してしまう性格だった。 そして途中寄ったガソリンスタンドで、第一の殺人を犯してしまう。 気に障った男をトイレで斬殺するのだった。
だんだん本性を現していくアーリー。 果たしてこの旅はどうなるのか?…
初めは粗暴な男でちょっと危なっかしいという感じなんですが、途中からはただの殺人鬼になり本性むき出しにするブラピ。
こういう役のブラピもまたハマりますね。 デイヴィッド・ドゥカヴニーは言うまでもなくXファイルのモルダーのイメージが強すぎますが、この映画でも引きずっているので、この役では弱々しすぎて、じれったさ感を強く感じます。
たしかに狂気のアーリーですが、もっと何とかならんのかという感じでイライラ感がつのる作品ですね。
ドミニク・セナ監督は「ソードフィッシュ」http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/2607694.htmlを以前書きましたが、もう一つ感がありますね。 こちらの方がちょっと展開が緩いですね。
カリフォルニアに向かうことになった二組の男女
当初は何とかやってはいたが
キャリーはある不安を抱き始める
それはアーリーの粗暴さだった
キャリーはどうしてアーリーと一緒にいるのかとアデールに