anttiorbの映画、映像の世界

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リベリオン

2002年作品、カート・ウィマー監督、クリスチャン・ベール主演。

第3次世界大戦後の世界。 ジョン・プレストン(クリスチャン・ベール)はクラリックとしてファーザーの元に働いている。 クラリックとは聖職者という意味で、この世界はファーザーが統治しており、戦争を起こさないために感情をコントロールする薬を飲ませ、違反者を取り締まる役がクラリックだ。
ジョンは拳銃の特殊技術を持っているグラマトン・クラリックで第1級である。 同僚として、エロール・パートリッジ(ショーン・ビーン)と行動を共にしているが、バートリッジに感情があることがわかってしまう。
違反者として彼を射殺するジョン。 それからジョンのこころにある変化が生まれ始める。
新しい同僚にブラント(テイ・ディグス)がつくが、彼は誤って感情コントロールの薬のカプセルを割ってしまう。 注射をしないで違反者であるメアリー(エミリー・ワトソン)を尋問するときに、彼は自分が違反者として処刑した妻の姿を思い出してしまった。感情コントロールをしないことは 「EC-10」 と言われ、ある時に取り締まりに行った際に、処刑した違反者の部屋から、感情の湧き出る、絵画、音楽に触れとうとうジョンは自ら注射を打つことを止めてしまう。
またある日郊外の廃墟で子犬を見つけた際にも殺すことができず、車の中に隠して持ち帰ろうとする際に、検問で他の警官に見つかってしまった。 彼はとうとうその場の警官すべてを射殺してしまった。
そして彼は違反者の抵抗組織のリーダーのユルゲン(ウィリアム・フクナー)とコンタクトを取るほどになっていった。 ユルゲンはファーザーを殺してほしいと言う。 そうすれば抵抗軍が総決起し、今の体制を打破できる。 民衆は自由を求めていると言われる。 また戦争になってしまう事を恐れるジョンだが・・・

クリスチャンベールの出世作と言われる作品ですね。 画面は渋い構成になっていて、低予算?という感じがしますがベールのガンアクションは必見ですね。
戦争を避けるための独裁、感情コントロールという方法は正しいのかという問題提起に対し、自由を選択すると言う設定ですが、それはそれでまた次の対立が生まれそうな感じはしますね。
ユルゲン役のウィリアム・フクナーは 「プリズン・ブレイク」 のマホーン刑事役で有名ですが、シリーズを見ていた自分には大変なじみがあり、映画で見たのは初めてでした。
前半の重さが後半の展開で吹っ飛ぶまあいい作品ですね。 評価の低い「ターミネーター4」で主演のベールですが、自分は「4」は好きですよ。

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拳銃だけでない強さを持ったジョン

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彼らは感情を抑えなくてはならない

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しかし同僚のエロールは

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そして違反者メアリーに対して

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彼の脳裏にあることがよぎりだす

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