2000年作品、クリストファー・ノーラン監督、ガイ・ピアース主演。
レナード(ガイ・ピアース)がある男・テディ(ジョー・バアトリアーノ)を罵りながら射殺する。 そんなシーンから始まる。 彼は記憶が10分しか持たない男。 妻をレイプされ殺されたときに居合わせ、犯人に殴られた時の傷が後遺症となって、こんな症状となってしまった。
彼はそんな中で生きていくため、また妻を殺した男を探すため、体中に入れ墨をしてカギとなる言葉を入れた。
また絶えずメモとペンを持ち、絶えず書き留めていく。 ここで大事なのは自分の字なのかどうかだ。 悪意を持った他人がわざと偽のメモを書く場合もあるからだ。
テディは協力者なのかどうかなかなか信じられなかった。
犯人の名前はジョン・Gというがどんな男なのか? 彼は真実をこんな体で見つけることができるのか?・・・・
これはあらすじが書けない映画ですね。 この作品がきっかけとなり、クリスファー・ノーランが出世をしていく話は有名ですが、この手法を使うのは大変難しいですよね。
記憶の続く約10分で切り取って、過去へと遡ってえ描いてくのですから、見ている方もなかなかストーリーが掴みづらいですが、それが返ってはまっていくという感じです。
この映画に妻役で、ジョージャ・フォックスが出ていますが、彼女はCSIで長いことレギュラーでしたね。
またナタリー役でキャリー=アン・モスが出ています。 ご存じマトリックスのトリニティですね。 彼女の役はどちらかというと悪女ですね。 でも謎の女性という感じです。
113分というちょっと長めの映画ですが、画期的なつくりの作品ですね。さすがノーランと思いませんか?
記憶のために写真を残す
10分しか記憶の持たない男
ナタリーはどういう女なのか?
彼女に良いように操られるレナード
体に無数のメモを