ルイス（ポール・ウォーカー）は恋人にしたい子ヴェナ（リリー・ソビエスキー）と会うために中古のクライスラーを買った。 母親に帰省することを伝えると、車なら兄のフラー（スティーブ・ザーン）を拾ってほしいと言われた。
兄はソルトレイクシティで釈放になるとのことで、仕方なく途中寄って拾うことにした。5年ぶりの再会だったが、自由気ままな兄貴にちょっと及び腰のルイスだった。
途中寄った整備工場で無線機を買った二人は、遊び半分で 「キャンディ・ケイン」 という女の子の声で無線に呼び掛けた。 そこに入ってきた声は 「ラスティ・ネイル」という男の声だった。
フラーも久しぶりの兄貴との旅で、少し茶目っ気を出しケインになりすましネイルをからかった。 その晩モーテルで兄のフラーが17号室の客がモーテルのフロントに文句を言っていて、フラーにもいちゃもんをつけていた。
かっときたフラーが思いついたことはケインの声でネイルをモーテルに誘い出し、17号室に誘いその客とひと悶着起こしてやろうとすることだった。 夜ネイルは17号室に来た。（姿は見えない）
17号室でその客とネイルが争う音が聞こえた。急に大きな 「ゴトッ」 とともに静かになる17号室。 怖くなった二人はフロントに17号室で何かあったのではという。 フロントは何事もないようだと言って取り合わない。 そして次の日・・警察がモーテルにやってきた。
この先の高速で17号室の客が瀕死の状態で発見されたとのこと。 二人は 「ラスティ・ネイル」が犯人だと言い、警察にこってり絞られ、病院で重傷の17号室の客の姿を見せられる。 しかしそこから二人を狙う大型トレーラーが現れるのだった・・・
この映画はどこかで見たような？そうですスピルバーグが世に出た 「激突」 ですね。
謎の大型トレーラーがひたすら追ってくるという作品です。 ただこの「ロードキラー」は追われるのが二人の兄弟で、途中からヴェナも巻き込まれるところが話が膨らんでいます。
「激突」 の方がもっと執拗に追ってきますし、不気味さは強烈ですね。 調子に乗っている奴を成敗するというところは前に書いた 「フォーン・ブース」 と似ていますね。
ラストもちょっと重なる感じですか。 尺は短いですから結構楽に見れる映画ですね。
二人の何気ないいたずらから始まった
迫りくる大型トレーラー
どんどん追いつめられて
そして
