anttiorbの映画、映像の世界

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テキサス・チェーンソービギニング

2006年作品、ジョナサン・リーベスマン監督。
 
1939年テキサスの食肉処理工場で男の子が産み落とされた。 突然産気づいた肥えた女は産むとすぐ死んでしまった。
赤ん坊は奇形で生まれてきたので、すぐゴミ箱に捨てられてしまった。 そこにゴミあさりをしていた女がヒューイット家の女で、トーマスと名付けられ育てられた。
障害を持って生まれてきたトーマスは、異常な行動を取ることもあるが、食肉工場で働き始める。 ところが彼(アンドリュー・ブリニアースキー)が30歳のときにその工場が閉鎖になってしまう。 肉を切ることに生きがいを持っていたトーマスはただひたすら肉を包丁で切っていたが、工場が終わったことを知らされても辞めない彼を工場長が罵ってしまった。
逆上した彼は包丁で工場長の頭を一撃!初めての殺人だった。 
実はヒューイット家はまともではなかった。 伯父のホイト(R・リー・アーメイ)は捜査に来た保安官を撃ち殺しなんと自分が保安官の制服を着て越に言っている。 そして保安官になりすましてしまうのだった。
そんな中4人の男女が旅行で通りかかったのだった。 ディーン(テイラー・ハンドリー)と、その兄のエリック(マット・ボマー)、そしてそれぞれの彼女であるベイリー(ディオラ・ベアード)とクリッシー(ジョーダナ・ブリュースター)。 しかし彼らはこれから過酷な未来が待っているのだった・・・
 
1作目の続編ということですがタイトル通り時間軸はこちらが先です。
レザーフェイス誕生、悪徳保安官、そして何よりヒューイット家の異常さが描かれていて、こちらを観ると 「そういうことか」 と解る部分が多いですね。
でもこちらを後に見る方がいいんですね。 ただその後続編ができていないのでこのリメイク版はひとまず終了ですかネ?
人肉シーンもありちょっと食事時にはいかがなものかと思いましたが、あの家族ならさもありなんでしたね。
トーマスの誕生シーンとその後の殺人鬼レザーフェイスを辿っていくと、少し同情心が芽生えるのは仕方がないんでしょうか?
ラストシーンで一人家に帰っていくトーマスはちょっと物悲しい感じがしました。 いったい彼は何を考えて殺戮を繰り返すのか? 自分の不幸な境遇を消化しきれない悲しさの現れなのかもしれませんね。
 
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ベイリーとクリッシー
 
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怪しい保安官
 
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捕まるディーンとエリック
 
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