anttiorbの映画、映像の世界

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さそり

2008年作品、ジョー・マ監督、水野美紀主演。
 
結婚を控えた松島ナミ(水野)は突然謎の集団に襲われる。 集団の狙いは婚約者の父。 彼女は彼の父と妹を殺してしまう。
殺人犯として捕まった彼女を待ち受けていたのは、女子刑務所の過酷な私刑だった。
囚人のボスのエリカ(夏目ナナ)は絶大な力を持っていて、逆らう者はいない。 刑務所の中では壮絶な殺人バトルが行われていた。 拳を磨き勝ち抜いていくナミだが、またしてもエリカの部下たちに襲われていく。 シャワールームで部下たちを倒し、とうとうエリカをも倒すが、所長にとらえられ仮死状態で所外へ放り出される。
そこへ現れる謎の男。 彼はナミを助け蘇生させる。 彼は死体収集人(サイモン・ヤム)で蘇生させナミに復讐が叶うように戦闘訓練をさせ、刺客となっていく。
いったい謎の集団はどこに、婚約者はどこにいるのか?・・・
 
一度死んだナミが復讐マシーンとして生まれ変わるのですが、まだ人としての心は十分残しているところが、日本人の情念を表していますね。
ジョー・マ監督は香港の人ですが、タッチががやはり日本で何度も作られている 「さそり」 とは違って独特感が出ているのでは? 
違和感といえば、日本人以外のキャストが全部吹き替えで、どこかで聞いたことのある声がたくさん。 声優さんを使うのが返って?という気分になります。 口はちゃんと日本語を言っているのですがね…
水野美紀といえば 「恋人はスナイパー」 でのアクションが有名ですが、すっかりアクション女優になってしまいましたね。 綺麗な方なので一度アクションなしの作品も見てみたいと思いました。 そういえば余談ですが、「愛のむきだし」 で主人公のユウが女装した時になのるのがサソリでしたね。
 
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戦いの場にさらされたナミ
 
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蘇生されたナミ
 
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殺人マシーンとして
 
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彼女はどこへ向かうのか…
 
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