京子(小林)はタイで一人暮らしをしている。 ただ、まわりにはいつも市尾(加瀬)、菊子(もたい)、ビー(シッテイチャイ・コンピラ)がいる。 皆それぞれの理由でなんとなくいつも集っている。
ある日そこに日本からさよ(伽奈)訪ねてくる。 なんとなく愛想の悪いさよ。 迎えに行った加瀬に対してもつっけんどんな態度をとる。 どうやら、京子とさよは親子らしい。
加瀬は二人は似ているというが、なんとなくさよは迷惑っぽい態度をとる。 ビーは少年で、親がわからず加瀬が面倒を見ている。 昼間加瀬が働いているときは京子のところにいる。 菊子はマイペースで一人暮らしをしているが、捨てられていた動物を広い共に暮らしている。 そんな5人の生活が始まる。
さよは実は4年前に京子に捨てられた感じで祖母と一緒に日本に残された。 今回のタイへの旅はそんな母親にわけを聞きに来たらしい。
加瀬が作った鍋を囲んでいるとたまたま、二人のシチュエーションにそこでさよは「なぜ私たちを置いて行ったの」 と問うさよ。 何のためらいもなく 「そうしたかったから」 と答える京子。
ほとんど悪びれず答える京子に圧倒され、その後黙々と鍋をつつく二人。 プールのあるゲストハウスで、淡々と流れていく時間・・・
ストーリーという意味ではなく、設定、キャスト、テーマいろいろでは? ウキウキもしませんが、京子のように生きられたらという一種のあこがれは感じますが、ちょっと自分には無理ですね。
そんな生活ができるのはほんの一握りではという何ともある意味贅沢な映画ですね。
タイでひとり暮らしの京子
菊子と
たおやかに流れる時間
さよがやってきた
プールを囲んで