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山人(やまんど) -縄文の響きが木霊する-

2026年作品、原村政樹監督、菅家藤一出演。

福島県奥会津地方の山奥の村に、山を知り尽くしたと呼ばれる山人(やまんど)が暮らしている。 菅家藤一(かんけとういち)さん、昭和28年生まれ。 彼は一年を通じて山に入り、山の自然を壊すことなく、山の恵みに生かされて暮らしている。

それは縄文時代から受け継がれてきた暮らしの作法。 そこには私たちが持続可能な未来を実現するための羅針盤があった。

監督は原村政樹、「食の安全を守る人々」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2021/09/22/060000 他、2本記事を書いています。

ここ3作は、川越スカラ座で鑑賞した作品を記事にしていますが、3本目がこの作品で、今作は原村監督の“山里三部作“の3作目に当たるようです。 私が見た3作は、また別のテーマの作品で、山里三部作の過去2本は見逃していました。 終了後、スカラ座のIさんに、スカラ座存続が叶ったことに対して、感謝を述べ、その後に監督の1作目、2作目、の上映をしっかり行ったことを聞き、見逃してしまった自分が、ちょっと悔しかったですね。


今作で山での生き方をしている菅家藤一さんは、本当に山を知り尽くしていて、いかに自然と一体になった暮らしをしている、しかし今の現実的な問題に対しても考察が深く、例えば熊の出没増の問題、その対処の仕方、さらに山からの恩恵の受け方、そして決して山を壊さない、枯れさせない、いかに人間と山の動植物との共存が重要かを説いてくださっていました。


そして感じたことは、こういう自然に対してしっかりと対処していただける人間が、もし絶えてしまったら?日本はどうなってしまうんだろう? もちろん菅家さんは後継問題にも取り組んでいましたが、今後いかに継承していくかが、なんか日本の在り方という部分に、非常に大事になっていくんじゃないかと痛感した作品です。
これも多くの人が見て感じる作品だと思います。