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川を越えた先

2013年作品、ロレンツォ・ビアンキーニ監督、レンツォ・ガリウプ マルコ・マルケーゼ リディア・ザブリザーハ出演。

カメラで野生動物を追跡する科学者(レンツォ・ガウリプ)は、データを追跡する中で呪われた村を発見する。 豪雨により唯一の出口となる道路が冠水し、彼は孤立した集落に取り残される。 そこで彼は、廃村の調査を始めるが、ずっと人の気配を感じている。
夜の村には、たしかに誰かが仕掛けた獲物を捕るための罠などが散見される。 誰かが暮らしているはずなので、男は銃を取り出して住人を探す。 打ち捨てられた家に侵入した彼は、かつての住民を映した集合写真を発見する。 そこには、色が薄れた双子の姿があった。
そのころ、イタリアでは連絡を絶った野生動物調査員の捜索が始まる。 国境の村に住むイタリア人の老人が、捜索隊に古いフィルムを見せる。 そこには、廃墟になる前のスロベニアの村が焼け落ちる様子と、村が崩壊するきっかけとなった双子の少女の怖ろし気な様子が映っていた。
昼に眠り、夜に少女の痕跡を追う生活が続く。 調査員の男は、物音に導かれ、ある建物に入る。 そこで彼は、双子に関する資料を発見する。 すると少女の霊は、徐々に彼に近づいてきた。

監督はロレンツォ・ビアンキーニ、他作品は見れる環境にはないようです。

ちょっと地味な展開の今作ですが、なかなか雰囲気がおもしろかったですね。 主人公は野生動物の生態を研究している科学者ですが、川を超えた先にあった廃村、そして豪雨により帰れなくなってしまいます。 誰もいなくなった捨てられたような村ですが、なぜか人のいる気配と痕跡、そしてなんらかが現れていきますが、それが幼い二人の少女のようで、という展開。 


途中出てくる老夫婦、そのお爺さんの方が色々知っているようなんですね。
なかなか雰囲気のあるホラー作品でした。