2011年作品、ブライアン・ウェルシュ監督、トビー・ケベル ジョディ・ウィッテカー トム・カレン ジミ・ミストリー出演。
03 人生の軌跡のすべて
人々が「グレイン」と呼ばれる記憶記録デバイスを耳の後ろに埋め込み、見たもの聞いたもの全てを記録・再生できるようになった世界。 弁護士のリアム（トビー・ケベル）は、妻フィオン（ジョディ・ウィッテカー）の友人ジョナス（トム・カレン）が開いたパーティーで、フィオンとジョナスの親密すぎる様子を目撃し、疑念を抱く。
リアムはグレインを使ってパーティーでの会話や視線を何度も再生し、フィオンを問い詰める。 二人の口論は、過去の記憶の再生を交えながらエスカレートしていく。 グレインによって些細な嘘や記憶違いも許されなくなり、疑心暗鬼は増幅する。
酔ったリアムはジョナスの家へ押しかけ、暴力を振るい、フィオンに関する記憶を全て削除するよう強要する。 しかし、決定的な証拠はフィオン自身のグレインの中にあった。
監督はブライアン・ウェルシュ、記事はありませんでした。
トビー・ケベルは、「ブラッドショット」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2020/06/01/060000 を記事にしています。
トム・カレンは、「ALONE／アローン」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/15568702 に出演でした。
ジョディ・ウィッテカーは、「善き人」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/13580116 他、1本記事があります。
これも嫌な世界のお話ですね。 記憶が全てスクリーンに映し出されてしまう、そういうチップが埋め込まれている世界なんですね。 疑ってしまったら、その人の記憶を見ればいい、ただ、ちょっと気になるのは、記憶というのは自分に都合よく変換されるものでもあるということも。
また今作ではそのチップを取り出す人間もいるようです。 人間らしく生きるにはですね。
