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宝島

2025年作品、大友啓史監督、妻夫木聡 広瀬すず 窪田正孝 永山瑛太 塚本晋也 中村蒼 瀧内公美 栄莉弥 尚玄 ピエール瀧 木幡竜 奥野瑛太 村田秀亮 デリック・ドーバー出演。

1952年、アメリカ統治下の沖縄。“戦果アギヤー”と呼ばれる幼なじみのグスク(妻夫木聡)、ヤマコ(広瀬すず)、レイ(窪田正孝)、そして英雄的存在にしてリーダーのオン(永山瑛太)は“でっかい戦果”を上げることを夢見ていた。 しかし、襲撃でオンは“予定外の戦果”を手に入れ、突然消息を絶ってしまう。

オンの影を追いながら、グスクは刑事に、ヤマコは教師に、レイはヤクザにとそれぞれの道を歩み始めるが、ある事件をきっかけに怒りを爆発させる。 やがて、オンが基地から持ちだした“なにか”を追い、米軍も動きだす。

監督は大友啓史、「レジェンド&バタフライ」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2023/01/31/060000 以来の監督作です。
妻夫木聡は、「本心」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2024/11/13/060000 が近作となります。
広瀬すずは、「遠い山なみの光」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/09/09/060000 が公開中です。
窪田正孝は、「悪い夏」 https://anttiorb.hatenablog.com/entry/2025/03/31/060000 に出演でした。

191分の大作、戦後の沖縄が舞台の物語でした。
戦争での激戦地沖縄、第二次大戦が終わっても、沖縄は日本に戻ってきませんでした。そんな沖縄の占領時代を描いた今作は、今につながるお話かもしれません。
米軍基地はそのままで変換された沖縄、不良外国人の犯罪は今は減っているんでしょうか? 刑事となったグスクの姿を見ると、米兵が事件を起こしてもすぐに米軍が飛んできて、犯人を連れていき、結果的には逃してしまいます。 そしてとうとう爆発する沖縄の人々、これは実際にあった“コザ暴動“を描いているようです。


そしてもう一つ私が感じたことは、那覇とコザは、結構張り合っていたと描かれていることですね。 もちろんヤクザ同士の争いとして描かれていますが、今は那覇市沖縄市となっていて、沖縄といっても一つではないのかな?と感じましたが。